年式で異なるディテール

タカラトミーグループは、ミニカーブランド「トミカ・リミテッド・ヴィンテージNEO」の新製品として、ランチア・テーマ8.32フェーズI（レッド、グリーン）、ランチア・テーマ8.32フェーズII（ダークブルー、グレー）を発売する。

発売時期は、フェーズIが2023年1月、フェーズIIが2022年12月。価格（税込）は4620円。

1984年に登場したランチア・テーマは、外観は大人しく、上質な内装と高い走行性能というランチアの伝統に違わない仕立てで人気を集めた。

直列4気筒、V型6気筒、およびディーゼルというエンジンラインナップに加え、1986年にはV型8気筒を載せた「8.32」が発表された。

外観上は可動式リアスポイラー、格子状のフロントグリルなどで通常のテーマと区別された。

TLV-NEOでは、テーマ8.32を新金型で製品化。

初期のフェーズI、および1988年にマイナーチェンジを受け、ヘッドライト形状などが変更された通称フェーズIIと呼ばれるマイナーチェンジ後の8.32をモデル化。

ボンネットは開閉式で特徴的なV8エンジンを見ることができる。

画像　新金型で登場【ランチア・テーマ8.32フェーズIとフェーズIIを比較】　全37枚