日野レンジャー救助工作車(クレーン&大型照明付) 官公庁オークションに出品 救助器具も付属!

公開 : 2022.10.25 05:45

千葉県四街道市は、2001年式日野レンジャー救助工作車(クレーン付)を官公庁オークションに出品します。

酸素溶断機や削岩機も付属

千葉県四街道市の四街道市消防本部は2001年式日野レンジャー救助工作車をオークションに出品する。

四街道市では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、車両や物品を売却している。オークションには、全国の自治体から所有する消防車や救急車などが多数出品されている。

出品される日野レンジャー救助工作車。クレーンや大型照明を装備する。
出品される日野レンジャー救助工作車。クレーンや大型照明を装備する。    紀尾井町戦略研究所株式会社

前回開催されたオークションでは、北海道雨竜郡北竜町の所有する日産ディーゼル製大型消防車(水槽車)も出品され、300万円を超える高値で落札されている。

今回開催されるオークションの申込期間は2022年11月8日14時00分まで。入札期間は2022年11月22日13時00分から2022年11月24日23時00分までとなる。

今回四街道市消防本部より出品される日野レンジャー救助工作車の初度登録は2001年3月。2022年2月まで同消防本部において使用されていた。

7.96Lディーゼルエンジンを搭載する6人乗りMT車。走行距離は6万5921km。

この出品車両には、クレーン、ウインチ、大型照明装置が装備されており、酸素溶断機、画像探索機、削岩機、活線接近警報器、緩降機、大型油圧救助器具なども付属する。

これらの付属品を含めて予定価格は140万円に設定されている。

使用に伴う傷はあるも、これらの装備や付属品が揃った車両は魅力的な1台といえるだろう。住民を救ってきた車両がいくらの値をつけるのか注目が集まる。

なお、公有財産売却オークションは、入札形式でおこなわれる。通常のオークションのような「せり売り」方式ではなく、入札価格の登録は1度限りとなる。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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