メルセデス・ベンツ『GLS』が大幅改良 新デザインと3.0L直6ガソリン採用 後席にも11.2インチタッチスクリーン

公開 : 2026.04.03 07:25

メルセデス・ベンツの大型SUV『GLS』が大幅なマイナーチェンジを受け、新しい内外装と力強い3.0L直列6気筒ガソリンエンジンを獲得しました。インテリアは『Sクラス』を踏襲した最新仕様となっています。

内外装リフレッシュ

メルセデス・ベンツは、大型SUV『GLS』のマイナーチェンジモデルを発表した。インテリア、直列6気筒ガソリンエンジン、車載機能などが大幅に改良されている。

3代目となる現行GLSは2019年に発売され、アップデートは今回で2度目となる。5人乗りまたは7人乗りのシートレイアウトはそのままに、最近の『Sクラス』を踏襲したインテリアデザインを採用している。

改良型GLS
改良型GLS    メルセデス・ベンツ

最も注目すべき変更点はキャビンの後部であり、Sクラスと同様に11.2インチのタッチスクリーンが2台搭載された。後部座席の乗員はこれらを使って映画を観たり、ビデオ通話を行ったりすることができる。

また、シート操作やインフォテインメント機能の制御、ブラインドの開閉、さらにはアンビエントライトの色変更まで行える、iPhoneのようなコントローラーも新たに導入された。

ダッシュボードでは、ワイドな「スーパースクリーン」と18インチのARヘッドアップディスプレイが標準装備となった。物理的なロッカースイッチを備えた新しいステアリングホイールも採用されている。

7人乗り仕様では、2列目のシートを電動で前方に移動させ、3列目の足元スペースを拡大できる。

381psの直6ガソリン導入

エクステリアとしては、フロントに新しいバンパー、グリル、ヘッドライトが採用された。AMGライン仕様では、グリルがイルミネーション付きとなる。リアは、メルセデス・ベンツのロゴが新しいライトバーに組み込まれた。新しい23インチホイールはGLS専用だ。

欧州向けのラインナップとしては、最高出力313psの直列6気筒ディーゼルエンジン搭載の『GLS 350d 4マティック』から始まり、537psの4.0L V8ターボガソリンエンジンを搭載した『GLS 580 4マティック』が最上位となる。580は0-100km/h加速タイム4.7秒を誇る。

改良型GLS
改良型GLS    メルセデス・ベンツ

『GLS 450 4マティック』には、改良型の「M256エボ」3.0L直列6気筒ターボガソリンエンジンが搭載され、381psを発揮する。新しいシリンダーヘッド、大型化された吸気口、新しい排気ポートにより、従来より75psパワーアップしている。

いずれもオートマティック・トランスミッションで、駆動方式は四輪駆動となる。

同時に改良を受けた『GLE』とは異なり、GLSにはプラグインハイブリッド・パワートレインは設定されていない。また、AMGバッジを冠した『53』モデルも設定されていないが、スーパーカー並みの性能を持つ『AMG GLS 63』の改良版が今年後半に登場する見込みだ。

改良型GLSの価格はまだ発表されていないが、現行よりも値上がりすると予想される。欧州では今年後半に発売予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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