スズキ、湖西工場で3稼働日の操業停止 スペーシア/ワゴンRスマイルに影響

公開 : 2023.02.24 14:48  更新 : 2023.02.24 14:50

スズキが、国内の2つの完成車工場について、一時操業停止すると発表しました。半導体などのパーツ供給不安によるものです。

相良工場も1稼働日の停止

スズキが、国内完成車工場の一時停止について発表を行った。

半導体を含むパーツ供給不足により、湖西工場、および相良工場の操業を、下記の日程で稼働停止する。

昨年度(2021年4月~2022年3月)の軽乗用車販売は、ホンダNボックスが約19万台でトップ。スズキ・スペーシアは約10万台と大差をつけられたものの2位に滑り込んだ。写真はスペーシア・ギア。
昨年度(2021年4月~2022年3月)の軽乗用車販売は、ホンダNボックスが約19万台でトップ。スズキ・スペーシアは約10万台と大差をつけられたものの2位に滑り込んだ。写真はスペーシア・ギア。    AUTOCAR JAPAN

このうち、湖西工場で製造される軽スーパーハイトワゴンのスペーシアは、ホンダNボックスと販売台数を争う人気モデル。年度末商戦に向けて、いち早く生産体制を整えたいところだろう。

終日操業停止の日程

湖西工場(第一):2/27、28、3/1
相良工場:2/28

生産モデル

湖西工場(第一):スペーシア、ハスラー、ワゴンRスマイル
相良工場:イグニス、スイフト、ソリオ、クロスビー

また、これらの車種に限らず、部品供給は不安定な状況が続いているという。

今回の発表に際しスズキは、「お客様ならびに関係者の皆さまには、ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。今後の工場操業につきましては、都度状況を見極めた上で、影響が判り次第適宜ご案内させていただきます」というメッセージを添えている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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