【室屋選手連覇ならず】エアレースエックス2025最終戦は大阪でデジタル開催!レクサスの実機と実車も展示
公開 : 2025.09.08 11:45
9月6日、『エアレースエックス2025』最終戦が大阪で開催。これに併せてレクサスと室屋義秀選手が技術協業しているエアレースチーム『レクサス・パスファインダー・エアレーシング』が特別展示を行いました。篠原政明のレポートです。
LC500特別仕様車『ピナクル』も展示
9月6日、『エアレースエックス2025』最終戦が大阪で開催。これに併せてレクサスと2024年チャンピオンである室屋義秀選手が技術協業しているエアレースチーム『レクサス・パスファインダー・エアレーシング』(以下、LPAR)は、特別展示を行った。
会場には、室屋選手がこの大会で実際に操縦したレース機『ジブコ・エッジ540v3』と、室屋選手との技術交流から着想を得て開発したリアウイングを装着し、より高い空力性能を実現したレクサスLC500の特別仕様車『ピナクル』も展示された。

今年7月の第2戦で室屋選手は優勝したが、その時に初採用された新形状のウイングレット(主翼両端部分)の単体(試作品)や、ピナクルに採用されたリアウイングなども展示。これらはいずれもドライカーボン製で、ピナクルではクーペ用とコンバーチブル用では形状が異なっている。
ピナクルのリアウイングはダウンフォースを求めるのではなく、直進安定性や操縦安定性を高めるためのもの。それゆえ、コンバーチブルではオープン走行を考慮して形状を変えている。
なお、クーペ、コンバーチブル各50台限定となるピナクルは既に完売。その実車を見られたのも貴重な機会かもしれない。
大阪ビル街の上空をエアレース機が飛び交う?
今回の最終戦は、関西初のAR観戦イベントとして開催された。JR大阪駅前のグラングリーン大阪とグランフロント大阪を舞台に、都市の空が1日限りのサーキットへと変貌した。といっても、実際にレース機が大阪上空でターンを繰り返す3次元ジムカーナを行うわけではない。
エアレースエックスは世界各地に拠点を持つ8名のパイロットが決められたコースを飛行し、レース機に搭載された専用センサーによって計測されたフライトデータを大会のサーバーへ提出する。パイロットが飛行するのは各拠点だから、飛行条件は異なる。

ちなみに予選、準々決勝、準決勝、決勝のフライトは事前に申告して、90分以内に飛行してデータを提出しなければならない。
そして、送られたデータに天候や気温、気圧、風といった気象条件をかけ合わせて公平にレース結果を算出。これを動画でバーチャル化したリモートレースとしてスマホやPCで観戦できたのが今までの方式だ。
今回はリモートレースの要素に加え、専用アプリ『スタイリー』をスマホなどにダウンロードすることで、観戦会場でライブ配信に併せてレースを観戦することができた。つまり、スマホの画面上では大阪のビル街をレース機が飛び交う光景を体感できたのだ。
今回のバーチャルコースは、グラングリーン大阪とグランフロント大阪や関西・大阪万博会場の上空も合成したスペシャルコース。メイン会場となるグラングリーン大阪の芝生広場だけでなく、関西・大阪万博の大屋根リングなどでも多くの人が空にスマホを向けてエアレースを観戦し、その迫力に酔いしれた。
































































