日本限定3台のメルセデス・マイバッハ Sクラスにオートヴォワチュール発表

公開 : 2023.10.01 11:45

メルセデス・マイバッハは特別仕様車であるオートヴォワチュールを発表しました。同社のメルセデス・マイバッハS680 4マティックをベースに「洗練されたラグジュアリー」を最も純粋な形で表現した1台となっています。

日本限定3台 メルセデス・マイバッハSクラス・オートヴォワチュール

メルセデス・ベンツメルセデス・マイバッハブランドの特別仕様車「メルセデス・マイバッハSクラス・オートヴォワチュール」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文受付を10月17日まで行う。

世界限定150台/日本限定3台となる今回の限定車は2023年10月以降の納車を予定し、限定台数以上の申し込みがあった場合は抽選となる。

メルセデス・マイバッハSクラス・オートヴォワチュール
メルセデス・マイバッハSクラス・オートヴォワチュール

1921年から美しいスタイルと贅を尽くした室内空間による圧倒的な高級感で人々を魅了してきた伝説の名車「マイバッハ」。「究極の」「洗練されたラグジュアリー」を追求する威厳と風格を備えたブランドとして現代に蘇ったのが「メルセデス・マイバッハ」であり、メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、ゆったりとくつろげる室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用した、新しい高級車の形であると述べる。

「メルセデス・マイバッハSクラス・オートヴォワチュール」の特徴

本特別仕様車はメルセデス・マイバッハS680 4マティックをベースに、デザイナーが顧客のために完全オリジナル衣装をデザインする高級仕立服のオートクチュールにインスパイアを受けて、メルセデス・マイバッハが持ちうる最高の技術とデザインによって「洗練されたラグジュアリー」を最も純粋な形で表現した1台だ。エクステリアには、ライトローズゴールドとノーティックブルーの2トーンペイントと、ノーティックブルーペイントの鍛造20インチディッシュホイールにより上品で華やかなエクステリアに仕上げたと語る。

インテリアには、ディープシーブルーパイピング入りの専用クリスタルホワイト内装や、ローズゴールドのアクセントが随所に施したオパールホワイトのインテリアトリム、そしてスリーポインテッドスターを模したアクセント入りのクリスタルホワイトナッ
パレザールーフライナーを採用した。また、ブークレ素材のファブリックをドアトリムやマイバッハロゴ入りヘッドレスト、追加クッションに取り入れており、「オートヴォワチュール」ロゴ入りシリアルプレート/ロゴ付リアドアパネル、専用フロアマットなども特別装備している。

メルセデス・マイバッハS680 4マティックの特長

メルセデス・マイバッハSクラスは、メルセデス・ベンツのフラッグシップであり、持てる最新技術の全てを搭載したSクラスのロングホイールベースモデルからさらにホイールベースを180mm延長することで後席の居住性が格段に向上している。またリアドアの電動開閉機能やアクティブロードノイズキャンセレーション機能などショーファードリブンとしての快適性、静粛性を追求した最新技術の数々を採用した。

レザーに施された専用のステッチや使用面積が大幅に増加したインテリアのウッドトリムなどにより、ラグジュアリーを極めたアピアランスが特徴である。

パワートレインはメルセデス・ベンツのフラッグシップエンジンとも言える5.98LのV型12気筒ツインターボエンジン「M279」である。最高出力612ps/最大トルク91.77kg-mという余裕あるパワースペックを備え、9Gトロニックのトランスミッションと4輪駆動システムの4マティックを組み合わせることで、必要以上にエンジン回転数を上げることなく快適な走行性能を実現しつつ、前後の駆動力配分を常に最適化している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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