軽の商用EVは注目市場! スズキのEV ジャパン・モビリティショーで一挙公開へ

公開 : 2023.10.03 11:01  更新 : 2023.10.03 11:45

どうなる軽商用EV?

「eエブリイ」は、軽バンならではの使い勝手の良さはそのままに、たくさんの荷物を積んでもEVらしい力強い加速を見せ、また振動の少ない静かな走行もEVならでは。

さらに非常時には、「動く蓄電池」としてクルマの電気を外部に供給することで、地域社会に貢献することができる。市販開始は、2023年度内を予定。

ホンダがジャパン・モビリティショー2023にプロトタイプを出展する「Nバンe:」。
ホンダジャパン・モビリティショー2023にプロトタイプを出展する「Nバンe:」。    ホンダ

奇しくも今回のJMSでは、ホンダもNバンをベースにした軽商用EVを参考出品すると予告しており、こちらは2024年前半には100万円台の車両価格で発売するとアナウンスされている。

また、三菱では2022年からミニキャブ・ミーブの一般販売を再開しているが、軽乗用EVのサクラeKクロスEVが人気を博していることから、日産と三菱の共同開発で、新たな軽商用EVが登場してくることも十分に考えられる。

2024年は、軽商用車にもEV化の波が拡がっていくことは間違いなさそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。

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