キャデラックCTSをスクープ

公開 : 2012.07.11 10:38  更新 : 2017.06.01 00:59

来年登場するゼネラル・モータースのキャデラックCTSは、BMW 5シリーズのライバルであり、ヨーロッパ市場でその地位を築くための重要なモデルである。

新しいCTSは、小型のATSサルーンの次に、後輪駆動プラットフォームであるアルファ・プラットフォームを使用するモデルでもある。このアルファ・プラットフォームは、当初から右ハンドルのことも十分に考慮にいれて設計されていることをデトロイト・モーターショーのATSの発表時にGMはオフィシャルにアナウンスしている。

そのスタイルは、3シリーズ・サイズのATSに非常に似ている。ルックスはキャデラックの”アート・アンド・サイエンス”デザイン・ランゲージを基に設計され、ATSよりも大きなフロント・グリルを特徴とする。

ボディは現行のCTSよりも長くワイドになる。

エンジンは270bhpのターボチャージャー付きの2.0リッター4気筒の他、200bhpの2.5リッター4気筒と、316bhpの3.6リッターV6も用意される。

キャデラックはディーゼル・エンジンなしにATSをまずヨーロッパ市場に送り出す。ディーゼルが登場するのは、少なくとも2年後と言われている。従って、CTSのディーゼル・モデルも2014以降の発売となろう。

また、発表当初にはラインナップには加えられないが、6.2リッターのV8を搭載するCTS-Vがフラッグシップとして控えている。GMのマーケティング・チーフ、ジョエル・エヴァニックに今年初めに確かめたところ、右ハンドルの用意もあるようだ。

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