メルセデス・ベンツGLEとGLEクーペにトップモデルAMG 63 Sが追加 ドルビーアトモスも搭載

公開 : 2023.11.21 11:45

メルセデスAMGはGLEとGLEクーペにAMG 63 S 4マティック+/AMG 63 S 4マティック+クーペを追加し、発売しました。内外装デザインが刷新され、最新インフォテインメント・システムを搭載します。

AMG 63発表を機にGLEをおさらい

メルセデス・ベンツは、新型「メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+」/「メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+クーペ」の発売を開始すると発表した。メーカー希望小売価格(税込)はそれぞれ2418万円/2454万円となる。

「GLE」は、その前身の「Mクラス」が1998年に誕生して以降、進化を遂げ、SUVらしい力強さとスポーティネスを表現したエクステリアデザイン/上質感溢れる内装/オンロードとオフロードともに優れた走行性能を備え「プレミアムSUV」というカテゴリーを創出したとメルセデスは語る。

メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+/63 S 4マティック+クーペ
メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+/63 S 4マティック+クーペ

2015年10月には名称を現在の「GLE」に改め、EクラスファミリーのSUVとしての位置づけを強化している。2019年6月にフルモデルチェンジした2世代目のGLEは、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装デザインを一新し、最新技術を搭載して、3列シートの7人乗りを設定し生まれ変わった。

「GLEクーペ」は、2016年にGLEをベースに誕生したスタイリッシュでSUVらしい存在感を備えたモデルだと同社は表現する。2020年6月にフルモデルチェンジした2代目のGLEクーペは、SUVクーペとしての個性を引き継ぎながら、内外装デザインを一新し、最新技術と装備を搭載して生まれ変わったという。

オンロードでのアジリティとオフロードでの走破性はそのままに、自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツユーザー・エクスペリエンス)」と安全運転支援システムを備え、利便性も向上した。

新型のエクステリア/インテリアの変更点は?

エクステリアデザイン

主な変更点は、よりシャープでメルセデスSUVの統一感ある新デザインのヘッドライト/よりシャープな印象を与える新デザインのテールライト/新デザインのボンネットエンブレムを搭載した。

インテリアデザイン

メルセデス・ベンツ最新世代のステアリングホイールも採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を全て手元で完結できる機能性も有している。

メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+/63 S 4マティック+クーペ
メルセデスAMG GLE 63 S 4マティック+/63 S 4マティック+クーペ

さらに、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用した。

これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上させたという。

また、ブルメスター・サラウンドサウンドシステムを全モデル標準装備し、オンラインミュージックによるドルビーアトモスが体験可能だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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