まだまだ頑張る現役総編集長の奮闘録

2025.01.01

約2年8ヵ月ぶりとなる、笹本総編集長のコラム。その間にあったさまざまな変化と、今後の展望を語る、新春特別編です。

【笹本総編集長コラム】今年こそ平穏な年を過ごせるのだろうか?

もくじ

新年のご挨拶

2025年、BEVはどうなる?

地域の再開発にもさらに注力

新年のご挨拶

新しい年を迎え、読者の皆様に、ご多幸と変わらずのご愛顧をお願い申し上げます。

満75歳を迎えた今年、私の場合は更に多忙となりそうな予感がするが、いつの間にかこんな齢になってしまったので、少しはセーブしようと真剣に思っているこの頃である。そんな昨年の暮れに、この奮闘録はもう書かないのか? という督促を何人かの方からもらってしまった。

振り返ってみれば、2022年4月に、レンジローバー・イヴォークのレポートの終了とともに、この奮闘録の記事をタイカンのレポートに移行してしまったので、何となく自然終了(本人の気持ちでは)となり、ずいぶんとご無沙汰してしまっていた。

最初に言い訳を言ってしまうと、救済のために2014年から、AUTOCAR JAPANと二股で経営を引き受けた実家の旅館が、丸3年も続いたコロナ禍の影響を大きく受け、その対応とコロナ後を睨んでの施策の展開に手間取っていて、タイカンのレポート以外の様々な出来事について書く気持ちのゆとりが無かったというのが本音である。

しかし、よく考えてみれば、このAUTOCAR JAPANの運営も、実家の常磐ホテルの経営も、現在鋭意進行中の信玄の湯 湯村温泉の再開発も皆、世の中の流れにリンクしていて、その全てが私の全精力を費やしている事業である。この奮闘録では、クルマの話題に限らず、私の感じていることや直面している課題を、つれづれに記してゆこうかと思っている。

多くの読者の皆さんにとって、クルマは移動手段であると同時に楽しみの道具であり、なりわいとしているビジネスはそれぞれ全く異なる分野であると思う。そう考えれば、私が今後記述してゆくであろう事柄も、「笹本もこんなことで苦労しているんだ」などと思って頂いたり、時には解決方法を教えて頂いたりしたら良いなーと勝手に考えている次第だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
 
 

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