海外試乗

2017.08.15

韓国サンヨンの新SUV「レクストン」 現在のレベルは? 試乗記

サンヨン・レクストン2.2d

テスト日 : 2017年08月10日

価格 : £37,500(533万円)

文・リチャード・ブレムナー 

編集部より

めずらしいサンヨンの試乗記です。韓国第3のメーカーが作るSUVのできは、どれくらいなのでしょうか。サラリとご覧になってみるのも楽しいはずです。

■もくじ

どんなクルマ?
中古ディスカバリー層も狙う
剛性アップ 一方で車重増

どんな感じ?
最上級グレードの内装◎
ディーゼルは静か パワー控えめ
乗り心地△ 走破性は◎

「買い」か?
これからのサンヨンに期待できる

■どんなクルマ?

中古ディスカバリー層も狙う

サンヨンのフラグシップモデルとなるのがレクストン。最新のインフォテインメントシステムと電子機器、上質なインテリアを備えて第4世代にモデルチェンジした。

一方で、本格的なオフロードにも耐えられるように、フレームの上にボディが架装され、ローレンジ・ギアを持つパートタイム4輪駆動方式をとるなど、従来からの特徴も残っている。

英国では、最新の4気筒2200ccディーゼルエンジン(181ps)に、6速マニュアルかメルセデス・ベンツ製の7速ATの組み合わせがラインナップされる。

サンヨンは、レクストンのライバルを、ヒュンダイ・サンタフェとキア・ソレントを位置づけ、より安価に設定。

また5年間走行距離無制限の新車保証を設定することで、ランドローバー・ディスカバリーの3〜4年落ちの中古車を買うようなユーザーを新しいターゲットに設定している。

剛性アップ 一方で車重増

今回のモデルチェンジでは、高張力鋼板の使用率を大幅に増やし、旧モデルの16.1%から81.7%となった。

その結果、シャシーへの部材追加やサブフレームなどによる補強を行わずとも、アウディQ7やレンジローバー・スポーツより高いボディ剛性を確保できた、としている。

一方レクストンの車重増加は避けられず、最も軽い仕様でも2095kg。燃費も重さに比例してしまい、マニュアルモデルでの12.8km/ℓと204g/kmという数値は、サンタフェの16.4km/ℓと161g/km、ソレントの17.5km/ℓと149g/kmとは比較にならないものだ。

しかし、3.5トンの牽引能力とオフロードでの走行性能が、特定の購入者に対してのアピールポイントとなるとサンヨンは考えているようだ。

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