日本試乗 4代目ルノー・メガーヌGT 4輪操舵を中心に検証

公開 : 2017.11.14 20:50  更新 : 2017.11.14 20:50

4代目ルノー・メガーヌGTの国内試乗です。ルノーのいうところの「4コントロール」、つまり4輪操舵を中心に検証しました。

もくじ

どんなクルマ?
Cセグメント王者 ゴルフと真っ向勝負

どんな感じ?
4コントロール 特性がちょっと不思議?
脚、エンジンが「ほどよさ」アシスト

「買い」か?
「ルノー・スポール」というスパイス

スペック
ルノー・メガーヌGTのスペック

どんなクルマ?

Cセグメント王者 ゴルフと真っ向勝負

欧州Cセグ車の筆頭と言えばゴルフだろう。キャビン実用性や走りも含めた質感、走行性能等々で死角なしという高水準でのウェルバランスは特筆に値する。そのゴルフと真っ向からぶつかるのがメガーヌである。

欧州では2015年に発表(5ドア車)され、約2年遅れての導入となった。今のところ、日本仕様は5ドア車が2モデル、ワゴン(スポーツ・ツアラー)が1モデルだが、すべてGTシリーズでまとめているのが興味深い。

5ドア車とスポーツツアラーに設定されるGTは205psを発生する1.6ℓターボを搭載した高性能仕様。ゴルフGTI等のホットハッチに分類されるモデル。

5ドア車にはもう1仕様、GTラインが設定される。これはゼンをベースにGT様のドレスアップを施したモデルで、搭載エンジンも実用志向の1.2ℓターボである。

試乗モデルは5ドアのGT。新型メガーヌの謳い文句のひとつに「革新のコーナリングレスポンス」があるが、それを支えているのがGTに採用されている4コントロール。

日産のHICASを筆頭に一時は盛り上がったものの今は国産車で絶滅した4WS技術も再来。果たして「革新」となるかも興味深い点である。

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