国内試乗 ボルボV60CC、中身も本格派 新生代ボルボは時流の中心

2019.04.28

100字サマリー

現代ボルボの代表モデルになる資質を持った新世代、新型ボルボV60CCは標準モデルに比べて、より本格的なSUVとして作り込まれています。走りの上質感や楽しさ、安全性に優れています。また、運転支援はドイツの御三家と肩を並べるほどの性能を備えています。

もくじ

どんなクルマ?
ただ嵩上げしただけに非ず
最低限の変更で最適なSUV化

どんな感じ?
V60の弱点を克服
走って楽しい新世代
セーフティと運転支援は盤石

「買い」か?
目指せ、リア充

スペック
ボルボV60クロスカントリーT5 AWDのスペック

どんなクルマ?

ただ嵩上げしただけに非ず

2014年にXC90をリリースしたことで幕を開けた新世代ボルボは今なお増殖を続けており、中大型車に用いられるボルボSPAアーキテクチャーを用いたモデルとしては今回のV60クロスカントリーが8台目となる。

V60クロスカントリー(以下CC)はその名の通り、V60をベースにして65mm車高を上げ、210mmという最低地上高を確保したクロスオーバーSUVモデルである。と言うとV60に長いスプリングを仕込んで車高を底上げしただけのように思われるかも知れないが、ボルボのCC化はそんなお手軽なものではない。

まず前後のサスペンションパーツを兄貴分のV90CCから拝借して容量アップと最低地上高を確保しただけでなく、AWDシステムも標準V60とは別物になっている。V60のAWDはリアをモーターで駆動するハイブリッドだが、V60CCのそれは前後のアクスルがプロペラシャフトで結ばれたコンベンショナルなタイプに改められている。
AWDの形態としては前輪駆動メインのオンデマンドタイプだが、CCはより本格的なSUVとして作り込まれているのである。

 
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