現行BMW M3最終モデル『 CSハンドシャルター』発表 後輪駆動&6速MTの特別仕様 米国限定販売
公開 : 2026.05.22 07:25
現行のBMW『M3』の最終モデルとなる『M3 CSハンドシャルター』が米国で発表されました。最高出力470ps、後輪駆動、6速マニュアル・トランスミッションの特別仕様車です。後継モデルは来年登場予定。
最後を飾る特別仕様車
BMWは、6代目(G80)の現行『M3』の最終モデルとなる特別仕様車『M3 CSハンドシャルター』を発表した。
米国市場限定モデルで、「ハンドシャルター(Handschalter、手動変速という意味)」の名の通り6速マニュアル・トランスミッションを搭載している。

M3 CSをベースとしているため、標準のM3より20kg軽量(オプションのカーボンセラミックブレーキ装着時は34kg軽量)であり、サーキット志向のシャシーセッティングが施されている。
ダンパー、スプリング、アンチロールバーの剛性が向上し、『M3コンペティション』よりも車高が6mm低い。
また、従来のCSが四輪駆動であるのに対し、ハンドシャルターは後輪駆動である。
CSと同じチタン製エグゾーストシステムを採用しているものの、最高出力は70ps低く、480psとなっている。これは、マニュアル・トランスミッションを保護するためだ。8速オートマティックは耐久性が高く、より大きな負荷に耐えられる。
それでも、M3 CSハンドシャルターは0-97km/h加速を4.1秒でこなし、最高速度は約290km/hに達する。
次世代モデルは来年登場
外観としては、CSパッケージの装着により、イエローのデイタイムランニングライトとストライプが施される。ボディカラーはグリーン、ブラック、レッド、パープルから選択可能。インテリアにはカーボンファイバー製バケットシートが装備される。
M3 CSハンドシャルターの米国価格は、10万3750ドル(約1650万円)からとなっている。

他の地域での販売予定については現時点で確認されていない。現行世代のM3および2ドア版の『M4』は、2020年の発売以来、英国ではオートマティック・トランスミッションのみが設定されている。
次世代モデルのM3は来年登場予定であり、初めてEVモデルが追加される。M3 EVは4基のモーターを搭載し、合計出力は1000psを超える見込みだ。また、ガソリンエンジン搭載モデルのパワーデリバリーやサウンドを再現し、ドライバーの没入感を高める。
一方、現行M3を大幅に改良したガソリンモデルも販売される予定だ。ターボチャージャー付き直列6気筒エンジンは、今後導入されるユーロ7排出ガス規制に適合するよう改良される。
BMW M部門の販売責任者シルビア・ノイバウアー氏は先日、AUTOCARに対し、両モデルの価格は「同程度」になると語った。さらに、BMWはM3 EVを用いたイベントを開催し、顧客にEVへの乗り換えを促す方針だという。
画像 470psをマニュアルで操る! 現行世代最後の特別仕様車【BMW M3 CSハンドシャルターを詳しく見る】 全4枚






