試乗 メルセデス・ベンツGLC 300d AMGライン インテリア向上 ドイツで評価

2019.07.01

100字サマリー

Cクラスとプラットフォームを共有するSUVがGLC。マイナーチェンジにより、244psの2.0ℓディーゼルを搭載した300dの登場に合わせて、従来までの250dと350dは消滅します。両者の橋渡しとなる内容を備えているのか、ドイツ・フランクフルトで評価しました。

もくじ

どんなクルマ?
並みいるライバルの中で競争力を維持
最高出力は350dに近く、最大トルクは250dに近い
どんな感じ?
各グレードの中でも選りすぐりの300d
優れた4輪駆動システムも搭載
「買い」か?
SUVらしい適度なバランス
ライバルモデルとの小さくない価格差
スペック
メルセデス・ベンツGLC 300d AMGライン・プレミアムプラスのスペック

どんなクルマ?

並みいるライバルの中で競争力を維持

世界各国でSUV人気が高まる中で、メルセデス・ベンツ製のコンパクトSUV、GLCのラインナップ全体にもモデルライフ中期となるマイナーチェンジが加えられた。ライバル過剰ともいえる状態だから、競争力を維持することが目的だろう。

今年の末に登場する220dがディーゼルの一番人気となると見込まれているが、それまでは今回試乗する300dがディーゼルエンジンのエントリーグレードとなる。従来までの250dと350dの両者に置き換わるグレードといえる。

エクステリア部分での変更はわずかで、外見からその違いを見分けることは難しいかもしれない。よく観察すれば、LEDのヘッドライトの形状が若干スリムになり、フロントグリルのデザインが改められている。テールライトの形状や、フロントとリアのバンパーも変更された。いずれも見比べなければわからない程度とはいえ、実際比べてみると充分にリフレッシュされた印象を受ける。

今回のマイナーチェンジでの一番大きな変更点はインテリア。Aクラスから始まった最新の電子デバイスをGLCもついに獲得した。対話型インフォテイメント・システム「MBUX」を搭載した10.3インチのインフォテインメント・システム用モニターがダッシュボードに据えられ、センターコンソールには大きなタッチパッドが配されている。「ヘイ・メルセデス」と呼ばれる音声認識機能も搭載するが、操作感は今までのコマンド・ロータリーダイヤルほど直感的ではない。

 
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