試乗 ディーゼルが追加 三菱エクリプス・クロス ガソリンとの差/悪路走破性を評価

2019.07.25

100字サマリー

三菱エクリプス・クロスにディーゼルがくわわりました。ガソリンを差し置いて購入するメリットは、どのへんにあるかを考えます。悪路でも試しています。写真も見ものです。

もくじ

エクリプス・クロスを一発後押し
ディーゼル・モデル 走らせてみると
ガソリンとディーゼル 差異を観察
オフロードの走破性 試してみると
ディーゼル、どんなユーザーに最適?
三菱エクリプス・クロス・ディーゼルのスペック

エクリプス・クロスを一発後押し

昔は「半歩先くらいがちょうどいい」という言い方をした。

一歩先に行くと周囲からの理解を得られず、先駆けの名誉はあっても商業的に失敗するの意。

ミツビシで言えばワゴン型ミニバンの先駆けとなったシャリオが典型だろう。SUV関連では現行RVRも先に出すぎて理解を得られなかったタイプ。ダウンサイザー狙いの大人っぽい都会的SUVは今の売れセンのひとつだが、波が来る前にパドリングして乗り損ねた感がある。もうひとつ燃費性能とコストを優先し過ぎたパワートレイン設定も足を引っ張ったと考えられる。

エクリプス・クロスはプラットフォーム面でRVRと姉妹車の関係にあるが、同じ轍は踏まないと言うべきか、新開発の1.5ℓダウンサイジングターボ/CVTを搭載してデビュー。エクリプスの名が示すスポーツ&スペシャリティなイメージにも時代にも適合したスペックを備えていた。

そこにもう一発後押しをすべく追加されたのが、今回試乗した2.2ℓディーゼル車だ。

搭載エンジン及びミッションは先に登場しているデリカD:5ディーゼルと共通。尿素SCRを用いた最新スペックの4N14に8速ATを組み合わせている。

パワースペック及びミッションギア比設定も共通であり、最終減速比はエクリプス・クロスのほうが4%速い設定(タイヤサイズは共通)。

ちなみに車重はデリカD:5の270kg減、割合では約14%減となり、重量比と総減速比を見ても同じパワートレインなら動力性能はかなり向上すると予想される。

 
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