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1.4L 4気筒のPHEV フォルクスワーゲン・パサートGTEに試乗 気取らない上質

2019.10.15

100字サマリー

プラグイン・ハイブリッドを搭載したパサートGTE。8.5代目と呼べる内容のマイナーチェンジを受け、ドライバーにとっての満足感以上に、洗練性の高さと快適性が強く印象に残るクルマへと仕上がっています。英国で評価しました。

もくじ

フォルクスワーゲンで最長の歴史
GTEにGTIと同等の価値を持たせたい
磨き込まれたパワートレインと乗り心地
控えめなデザインに包まれた洗練性と快適性
フォルクスワーゲン・パサートGTE アドバンスのスペック

フォルクスワーゲンで最長の歴史

text:Simon Davis(サイモン・デイビス)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
フォルクスワーゲンにとってパサートは、同社の中で最も長く続くモデル名となった。ウォルフスブルクからは歴史に名を残すモデルが多く生まれているが、筆者はてっきりゴルフではないかと思っていた。

1973年に量産が始まったパサート。フォルクスワーゲンの第2章と最近表現されるゴルフは、1年後輩だったのだ。誕生以来パサートは成功を続け、今日までに3000万台以上が生産されている。8代目となる現行型はモデル中期となるマイナーチェンジを受け、8.5代目といえる内容となった。

フォルクスワーゲン・パサートGTE アドバンス
フォルクスワーゲン・パサートGTE アドバンス

例によって幅広いグレードが用意されるパサートだが、プラグイン・ハイブリッドを搭載したGTEの存在感は従来以上に高い。環境負荷を減らしたモデルはドライバーの思考変化とともに、全体の25%の販売を占めると予想していたフォルクスワーゲン。ところが実際は10%に留まった。

今回のマイナーチェンジでは、その他のパサートと同様に最新のアクティブ・セーフティ技術が標準装備。新しいMIB 3と呼ばれるインフォテインメント・システム・ソフトウエアも導入された。

GTEの場合、加えて13kWhへと容量が増やされたバッテリーを搭載することで、電気での走行距離がWLTP値で53km〜57km程度へと、38%ほど伸びている。一方で英国価格は2300ポンド(30万円)ほど下げられている。

ナビゲーション・システムと連動して機能するハイブリッド・ドライブモードも追加。目的地の都市部で利用できる電気を可能な限り残しながら、走行することができる。

 
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