[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

マツダCX-30日本試乗 新型SUV、ガソリン/ディーゼルを比較 内装・価格の評価は?

2019.11.02

100字サマリー

マツダCX-30に試乗。新型クロスオーバーSUVのガソリン車、ディーゼル車、2WD/AWDを試します。ハンドリングは秀逸との評価。

もくじ

どんなクルマ?
後席 こだわりの頭上空間
どんな感じ?
ディーゼルか ガソリンか
見所はコーナリング
乗り心地/静粛性
先進支援機能は?
「買い」か?
マツダCX-30スペック

どんなクルマ?

text:Shigeo Kawashima(川島茂夫)
photo: Keisuke Maeda(前田恵介)

国際市場と車名を統一し、マツダ新時代到来の印象も強いが、イメージだけでなくマツダ3からハードウェアも新世代へとシフト。

最大の注目点は爆縮着火による大量EGR下での急速燃焼を実現し、熱効率の向上を図ったスカイアクティブXだが、現状では追加発売予定で詳細未発表。もう1つの注目点は新開発プラットフォームであり、リアサスを4WD車も含めてトーションアクスルとした。駆動系を備える4WD車の場合はド・ディオン式と言えよう。

マツダCX-30 20S Lパッケージ(2WD)
マツダCX-30 20S Lパッケージ(2WD)

マツダ3のハードをベースに新たに開発されたコンパクトSUVがCX-30である。開発の根幹が「魂動デザイン」と「人馬一体」の2テーマなのは他のマツダ車と同じだが、後席居住性の向上などユーティリティにも気遣いした設計が特徴で、車格的には近いポジションにあるCX-3よりも後席ニースペース/ヘッドルームともに一回り広くなった。

とは言えユーティリティ優先の設計ではない。「魂動デザイン」の流麗さや躍動感を損ねないのが第一義。

後席 こだわりの頭上空間

上端ラインを低くしたサイドウインドウ・グラフィックは後席の視角的閉鎖感に繋がるが、外観に流麗な印象を与えるには効果的。

後席ヘッドルームを拡大するためのルーフラインをして伸びやかなラインを描くリアゲートまわりやSUVとしては際立って低いフロントグリルなど、半端ではないこだわりと造形技量が感じられる。

前席側から見たLパッケージの内装。後席のヘッドルームには余裕を感じる。
前席側から見たLパッケージの内装。後席のヘッドルームには余裕を感じる。

結果、CX-5に対するCX-8にも似た車格感やエレガントな趣の差がCX-3との間に生まれていた。

車種展開はマツダ3同様の2Lのガソリンと1.8Lディーゼル、スカイアクティブXの2Lを軸にそれぞれ2WD(FF)と4WDを展開。スカイアクティブX車は2020年1月末に追加発売される予定である。

ミッションはディーゼル車は6速AT限定、2Lガソリン車とスカイアクティブX車は6速ATと6速MTが設定。マツダ3には1.5L車も設定されているのだが、CX-30にはない。重くなった車重への対応とも言えるが、重量差は約40kgであり、対象ユーザー層の違いと考えるべきだろう。

 
最新試乗記