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いま改めて試乗 スバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B(BG5) シンメトリカルの効能

2019.11.03

100字サマリー

2代目スバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B(BG5)に試乗しました。たいへん美しく仕上がった個体は、スバルの持ち物です。いま改めて乗っても、特段古く感じられないとのこと。レガシィの歴史に欠かせません。

もくじ

気持ち高まるボクサーサウンド
新鮮な速さ、装備の懐かしさ
古さ感じさせる箇所、そう多くない

気持ち高まるボクサーサウンド

text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Masakatsu Sato(佐藤正勝)

1997年式のスバル・レガシィ・ツーリングワゴンGT-B。そのオドメーターには96000kmという走行距離が刻まれていが、各部に走行距離を裏付けるようなヤレは見当たらない。

ロイヤルブルー・マイカのボディには深い艶があり、ゴム類は総じて新品に換えられているように見える。

ボンネットは低く、しかしフロントガラスの面積は大きな印象の2代目レガシィ。ボンネット上のインタークーラー用のエアインテークも今日ではすっかりスバルの高性能モデルのアイデンティティになっている。シンプルなデザインは古さを感じさせない。
ボンネットは低く、しかしフロントガラスの面積は大きな印象の2代目レガシィ。ボンネット上のインタークーラー用のエアインテークも今日ではすっかりスバルの高性能モデルのアイデンティティになっている。シンプルなデザインは古さを感じさせない。

インテリアのコンディションもすばらしい。クルマの走行距離は運転席のサイドサポート部の擦れでわかることが多い。だが2トーンのモケットが使用されている若干バケット風にサイドサポートが立ち上がったシートに擦れた跡は見当たらない。

ATは4速だし、オーディオもスマホと連携することなどできるはずもない。とはいえポータブルナビやETC車載器を付けてしまえば、装備的には現代でも十分に通用しそうだ。

面白いのはシフトレバー横の格納式カード入れである。高速道路のチケットやクレジットカードを入れておくものだと思われるが、今どきの若者がカード入れを見つけたとしても、どうやって使うものなのか見当がつかないのではないだろうか。

コクピットに座って水平対向4気筒エンジンのフィーリングを確かめる。ノーマルマフラーなので3000rpmくらいまではおとなしめだが、それより上ではドコドコドコッという特徴的な「ボクサーサウンド」が響き渡る。

直列4気筒横置きのパワートレインよりはるかにキャラが立っていて、ワクワクさせられる。純正装着されているエアバッグ付きのMOMOを握りレガシィを発進させてみる。

 
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