【ただの拡大版じゃない】フィアット500X 大人4人がゆったり乗れるチンク、あります

2020.05.29

サマリー

「フィアット500X」は、500をSUVにしただけのモデルなのでしょうか? かわいいルックスの小型イタリアンSUVと、「500」との差を検証。走り・内装・後席・トランクの出来を、レポートします。

もくじ

大きなフィアット500?
やっぱり500 外観の共通項
内装は? 使えるアップデート
後席/荷室/新型エンジン
走りは、気持ちいい
小型SUV版 「買い」か?
フィアット500Xクロス スペック

大きなフィアット500?

text:Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo: Keisuke Maeda(前田恵介)

「フィアット500が欲しいけど、小さくて……」とお嘆きの貴兄に、ひと回り大きな「500X」が、満足してもらえる選択肢となるか検証してみたい。

Bセグメントに属する本家フィアット500の方は、3サイズが3570×1625×1515mm、ホイールベースが2300mmとコンパクトさがウリ。

フィアットのSUV「フィアット500Xクロス」。
フィアットのSUV「フィアット500Xクロス」。    前田恵介

今回試乗する「500X」はパッと見はそれほど大きく見えないが、実は4280×1795×1610mmもあり、CセグのVWゴルフとほとんど変わらぬ大きさなのである。

フィアットは、「500X」をコンパクトSUVという位置付けでセールスしているが、一年前のマイナーチェンジでSUVらしさを抑えたエクステリア・デザインに改めている。

ポイントは、500よりもひと回り大きいだけでなく、“使えるフィアット500”という役割を受け持つこと。

プント亡き後のフィアットは、Cセグを担当するモデルがなくなってしまったので、「500X」に任せることなったわけだ。ちょうどミニのクロスオーバーと同じポジションニングにある。

価格的にも主力グレードとなる「500Xクロス」が341万円で、ミニ・クロスオーバー・ワンの350万円よりお値頃感がある。

 
最新試乗記

人気記事