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2018.02.28

スマホ人気アプリ、自動車に積極採用へ セアトは「Shazam」 フォードが追随

編集部より

クルマとスマートフォンの融合がますます進んでいます。今年のモバイル・ワールド・コングレスでは、セアトとフォードがそれぞれ人気のアプリを自社のモデルに搭載すると発表して注目を集めました。トヨタやフォルクスワーゲン、ボルボといった各社もこの流れを加速させています。

セアト/フォード、人気のスマートフォン・アプリ搭載

セアトが人気音楽認識アプリのShazamを搭載して、さらにスマートフォンとの融合を進める最新例となった。フォードも渋滞情報共有アプリWazeの導入であとを追う。

新たなソフトウェア開発企業との提携によって、自動車メーカーが人気のスマートフォン・アプリを自社モデルに組み込む例が急増している。今週スペイン・バルセロナで開催されているモバイル・ワールド・コングレスでは多くの新たな提携が発表された。

セアトはこのイベントにおいて、今年中にスマートフォン向けの人気音楽認識アプリであるShazamを自社モデルのインフォテインメント・システムに組込むと発表した。Shazamの新車への搭載例としてはセアトが初となる。

フォードも同様に、他社に先駆けて自社のSync 3インフォテインメント・システムに、急速に人気を高めているクラウドベースのナビアプリであるWazeを搭載すると発表して注目を集めた。

Shazamは今年の4月以降、Android Autoを搭載したセアトの車両に搭載される見込みであり、Sync3を搭載しているフォードでは、この春からWazeが利用可能になる。

ShazamもWazeも車両対応版は簡単なスマートフォン・アプリのアップデートを行うだけで利用可能になるという。クルマのオーディオから流れる音楽を認識するShazamは、他のフォルクスワーゲン・グループのモデルに先駆けて、最初の6カ月間はセアトだけでしか楽しむことができない。


なお、ShazamはApple傘下であるにもかかわらず、Apple CarPlayでの利用に関する具体的な日程は明らかにされていない。

いまや、こうした新しい技術に関心がある層をひきつけるためには、いかに早くアプリへの対応を行うかが自動車メーカー各社にとっては喫緊の課題となっている。こうしたユーザーはスマートフォンに比べて進歩が遅いクルマのインフォテインメント・システムに対して、大きな不満をかかえているのだ。

「われわれの開発サイクルは4年ですが、携帯電話ではわずか半年から1年です」というのはセアトの最高デジタル技術責任者のファビアン・シマーである。だからこそ、このスペインの自動車会社では、Android Autoのような「ゲートウェイ」を通じて、外部の最新アプリを導入しようとしているのだと、シマーは説明する。

 
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