フィアット 欧州市場再構築へ 500が中核もティーポとミトは整理対象

2018.03.08

100字サマリー

セルジオ・マルキオンネによれば、欧州では500ファミリーがフィアットの中核モデルとのことです。パンダの存続も確実視される一方、ティーポとミトの存在は風前の灯のようです。さらにジープ・ブランドも当初は苦戦したものの、着実に欧州市場に根づき始めています。

もくじ

500ファミリーが中心 欧州市場
ティーポとミトは風前の灯 ジープには満足

500ファミリーが中心 欧州市場

フィアットでは、この後しばらく500とそのファミリーである500Xと500Lに注力することになりそうだ。さらにその成長戦略の中核を担うのは欧州市場ではないとも、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)CEOのセルジオ・マルキオンネは語っている。

セールスの不調と、それにともなう欧州市場での5%弱のシェア低下を受けて、ジュネーブ・モーターショーでマルキオンネは「喜ぶわけにはいきません。フィアットには100年の歴史がありますが、残念ながら市場とのつながりが弱まってきています」と話している。

「他のブランドを成長させるためのスペースが必要であり、そのためのリソースも求められています。欧州においてSUVブランドとしてのジープを定着させるには投資が必要です。アルファ・ロメオやマセラティのような利益率を確保できるようになるまでには時間とリソースが不可欠なのです。こういった点が欧州市場におけるわれわれのテーマとなっています」

「高い利益率が期待できるビジネスを犠牲にしてまで、欧州のマスマーケットを放棄するという決断は簡単にはできません」


「幸いなことにわれわれにはフィアット500ファミリーがあります。モデル数を増やしていますが、将来的にも欧州市場の中核となるべき存在です」

「フィアット・パンダ・ファミリーも興味深い存在であり続けます」

 
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