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2018.08.19

オフローダーを「自社流」に カスタムではなく「作り直し」 アフザル・カーン訪問

編集部より

チェルシー生まれのトラックメーカーがランドローバーなどのアイコン的オフローダーをビックリするような人目を惹くクルマにつくり変えています。その創業者で率直な物言いのデザイナー、アフザル・カーンにインタビューしました。

もくじ

ブランディングのためのショールーム
オフローダーをカスタマイズ販売
英国のラングラーの5台に1台を手がける
自由なデザインを好むカーン
チェルシー・トラックのフライング・ハンツマン6×6は?
次期型ディフェンダーについてカーンの意見

ブランディングのためのショールーム

西ロンドンのキングスロードには恐ろしいほど高価なブティックや高級レストランが軒を連ねている。ずいぶん前からロンドンのファッションエリートの震源地であり、ロンドンのトレンドセッターの細長い本拠地である。そしてスーパーカーマニアのたまり場でもある。

ランボルギーニ・ウラカンはこの辺の景色の一部になっている。このように、これ見よがしの高級品には事欠かないところだが、不思議なことにキングスロードにはクルマのショールームがほとんどない。実際、あるのは数年前にできた「チェルシー・トラック・カンパニー」だけである。

「この場所では儲かりません」とこの会社の創業者であるアフザル・カーンはいう。いつもと同様、率直な物言いだ。「1円もです。このショールームの家賃は50万ポンド(7300万円)で毎年更新があるのです。このあたりの商売はほとんどみな、店では儲かりません。すべてはブランディングのため。『ここに店がある』ということが大事なんです。チェルシー・トラック・カンパニーはここに店を構える必要がありました。他ではだめなんです。ブラッドフォードではチェルシー・トラック・カンパニーではなくなってしまいますからね」

彼の指摘は鋭い。デザイナー、ビジネスマン、そしてクルマのカスタマイズを行うカーン・デザインの創設者であるカーンは、2013年にチェルシー・トラック・カンパニーを立ち上げた。名前は「チェルシー・トラクター」のもじりである。

彼がこれを思いついたのは10年前。「湖水地方に家を持っていました」と彼はいう。「そこでジープやディフェンダーを乗り回していたんです。そしてカーン・デザインでの15年間の蓄積、経験をオフローダーのカスタマイズに注ぎ込もうと思ったんです」

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