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いま、素のデ・トマソ・パンテーラが狙い目 ボナムス・パドーヴァ・オークション

2018.11.15

100字サマリー

スーパーカー世代には忘れられぬ名脇役「デ・トマソ・パンテーラ」。ここのところ素の仕様がお買い得な値段で落札されています。凄みこそありませんが、今はオリジナル・デザインを際立たせるLグレードに注目する時期かもしれません。写真7枚。

text: Kazuhide Ueno(上野和秀) photo: BONHAMS

パンテーラLとは

スーパーカーはどれも高額で取引されているが、主役クラスから離れると安くなり、同じモデルでも素のグレードになるとさらに安く手に入るものがある。

その代表格といえるのが伊米合作で生まれたデ・トマソ・パンテーラだ。一般的にはスポーツモデルのGTSやホモロゲ・モデルのGT4の人気が高く、お値段もそれなりに評価されている。

こうした状況の中で注目したいのが素のモデルで、パンテーラでいうと豪華仕様のL(Lusso)だ。ギアに在籍していた頃のトム・チャーダの手によるスタイリングは、クリーンなラインと面で構成され、端正な中に迫力を感じさせる’70年代らしいデザインといえる。パンテーラLを例えるなら、カウンタックLP400ペリスコピオと最終モデルとなる5000QVとの違いと同様のクリーンな美しさがある。今の目で見るとオリジナル・デザインの端正さと美しさが魅力的に映ろう。

しかしマーケット的にはワイルドなGTSやGT4がもてはやされ、Lの存在は忘れ去られていた。

 
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