半分埋まったワーゲンバス 赤土の中から救出 熱意が実現に

2019.05.05

サマリー

半分赤土に埋もれ、ストームシェルターとしてそのまま朽ち果てるかと思われたサンババスでしたが、たまたま通りがかったハンターがこのクルマの存在に気付いたことで、その運命はふたたび大きく舵を切りました。このクルマを救出したサンバファンの熱意には脱帽です。

数奇な運命

当初、フォルクスワーゲン・トランスポーターは米国で苦戦を強いられたものの、1960年6月には、この国はヴォルフスブルクの自動車メーカーにとって最大の輸出市場となっていた。

同じ年、1台のサンババスが米国へと輸出されたが、1983年、このクルマは大きな運命の転機を迎えている。オクラホマに住むオーナーが、登録を抹消するとともに、エンジンを取外し、半分地中に埋めることで、トルネードから身を守るためのストームシェルターにしたのだ。

そして、およそ25年が過ぎたころ、通りすがりのハンターがこのクルマがサンババスであることに気付き、仲間のフォルクスワーゲンマニアにそのことを伝えると、彼はなんとかこのサンバを買い取ろうとしたが、当時このクルマは売り物ではなかった。

さらに5年後、ふたたびチャレンジすると、オーナーはすでに亡くなっていたものの、その兄弟が売却に同意してくれたのだ。

www.thesamba.comというサイトを通じて、多くのサンバファンが赤土の土手のなかから、このクルマを掘り出すために集まると、彼らは、何本もの木を切り倒し、大量の土を取り除いて、約6時間の激闘の末、ようやくサンバを救出することに成功している。

キレイになった車体のコンディションは、想像をはるかに超えるものだったという!

 
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