トヨタ・プロボックスに遊びゴコロを 新車ベースで仕様が選べるコンプリートカーはいかが?

公開 : 2024.01.12 21:26  更新 : 2024.01.12 21:28

・新車、個性派、でも意外とリーズナブル
・様々なカスタム・エクイップメントも用意
・新車がベースでグレードを選択可能

プロボックスは白が基本?

トヨタ・プロボックスはどちらかといえばビジネスのアシという雰囲気でボディは白が基本。ところが近年個性的な仕様の個体を見かけることも珍しくなくなっている。

ステルス・アウトドアが手掛ける現行プロボックスのカスタムもまさにそれ。個性派SUVという雰囲気でまとめられている。

ステルス・アウトドアが手掛ける現行プロボックス
ステルス・アウトドアが手掛ける現行プロボックス

ステルス・アウトドアが仕立てるプロボックスの最大の特徴は新車をベースとしたコンプリートカーであること。新車をベースとしてオールペン(全塗装)を実施。専用デザインのアルミホイールやトーヨー・タイヤのオープンカントリータイヤ等を標準で備えていながら、その販売価格は198万円からと比較的低く抑えられている点も特筆すべきだろう。

ステルス・アウトドアではルーフキャリアやオリジナルのバンパーガード、そしてインテリアに関してもペンドルトン製のラグマット地を使用したシートカバーなど様々なカスタム・エクイップメントも用意しており、自分だけの1台を作り上げることが可能だ。

またトヨタ・プロボックスの新車をベースとしているため、2駆と4駆、ガソリン・エンジン・モデルとハイブリッドといった仕様を選べる点もメリットといえるだろう。

この手のカスタマイズは人によってはチョイスの項目が多く、煩わしいと感じるかもしれない。だがステルス・アウトドアのそれは非常にシンプル。パンフレットもわかりやすいものだった。堅牢なプロボックスに足りないのは遊びゴコロだけ? だとすれば同社が手掛ける優しい色合いのプロボックスはその最適解かもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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