【セグメント唯一の後輪駆動】BMW 2シリーズ・クーペ より精悍に、スタイリッシュな新型登場

公開 : 2024.11.05 06:25

BMWは02シリーズの系譜を受け継ぐコンパクト・クーペ・モデルである2シリーズ・クーペを一部改良し発表しました。セグメント唯一の後輪駆動コンセプトや、約50:50の理想的な前後重量配分が魅力です。

「2シリーズ・クーペ」に新型

BMWは、「2シリーズ・クーペ」の新型モデル(一部改良)の販売を開始。納車は、本年11月からを予定し、メーカー希望小売価格(税込)は220i Mスポーツが610万円、M240i xドライブが806万円となる。

2シリーズ・クーペは、1966年に登場した「BMW 02シリーズ」の系譜を受け継ぐプレミアム・コンパクト・クーペ・モデルであり、そのスポーティで美しいデザインと圧倒的な運動性能により、プレミアム・コンパクト・セグメントにおけるベンチマークとなっているモデルであると彼らはいう。

BMW 2シリーズ・クーペに新型登場。
BMW 2シリーズ・クーペに新型登場。

ワイドで逞しさ溢れるボディと躍動的なキャラクター・ラインが、筋肉質なアスリートを彷彿とさせるスタイリングを形成するとともに、シャープで精悍なフロントおよびリア・デザインにより、スタイリッシュな雰囲気を醸し出す。

ドライビング・ダイナミクスにおいては、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトや、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現し、ダイナミックな走りを可能とし、BMW特有の駆けぬける歓びを具現化したモデルだ。

コネクティビティにおいても、優位性は高く、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。

Apple CarPlayへの対応や、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、大きな利便性があり、加えて、車両のキーを持たずとも、スマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となった。

各モデルの特徴は?

新型BMW 220i Mスポーツは、従来モデルと比較し、サイド・ロッカー・パネルおよびリア・バンパー・サイド下部をブラックからボディ同色化し、キドニー・グリルのフレームをハイ・グロス・クロームからパールセント・クロームに変更。

BMW Mパフォーマンス・モデル新型BMW M240i xドライブは、従来モデルと比較し、サイド・ロッカー・パネルおよびリア・バンパー・サイド下部をブラックからボディ同色化、セリウム・グレーのエレメントを廃止してブラックに変更(グリル、ドア・ミラー、フロント・バンパー、リア・スポイラー、ホイール等)し、更にヘッドライト内の光輝部をブラック・アウトすることで、精悍なイメージを助長している。

BMW 2シリーズ・クーペに新型登場。
BMW 2シリーズ・クーペに新型登場。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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