推したくなる魅力沢山 新型 スズキ・スイフトへ英国試乗 価格の割に楽しい走り

公開 : 2025.04.12 19:05

推したくなる魅力が沢山詰まった1台

シャシーのバランスはクラス最高水準に高く、ポロより運転体験は魅力的だと表現できる。ただし、フィエスタ級に快適性と操縦性を両立したわけではない。小気味いい回頭性に合わせて、サスペンションを引き締めても良さそうだ。

燃費は、5速MTで22.7km/L。今回の積極的な試乗でも、平均で21.2km/Lを記録してみせた。CVT仕様では、20.8km/Lへ落ちるようだ。

スズキ・スイフト 1.2ウルトラ(英国仕様)
スズキスイフト 1.2ウルトラ(英国仕様)

小柄なボディに好燃費、感触の良いステアリングで、運転が楽しいスイフト。乗り心地に落ち着きが足りず、運転支援システムの切り替えが面倒で、インテリアに豪華さは薄いかもしれない。それでも、推したい魅力が沢山詰まった小さなハッチバックだ。

◯:小型・軽量で市街地での取り回しが良い 価格の割に運転が魅力的 充実した装備 使い勝手の良い車内
△:やや落ち着きの足りない乗り心地 スポンジーなブレーキペダル 運転支援システムの切り替えが面倒

スズキ・スイフト 1.2ウルトラ(英国仕様)のスペック

英国価格:1万9199ポンド(約374万円)
全長:3860mm
全幅:1695mm
全高:1500mm
最高速度:168km/h
0-100km/h加速:12.5秒
燃費:22.7km/L
CO2排出量:99g/km
車両重量:945kg
パワートレイン:直列3気筒1197cc 自然吸気+ISG
使用燃料:ガソリン
最高出力:82ps
最大トルク:11.4kg-m
ギアボックス:5速マニュアル(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    役職:ソーシャルメディア・エグゼクティブ
    AUTOCARのSNS担当として、X、YouTubeショート、インスタグラムなどの運営を任されている。以前は新聞紙や雑誌に寄稿し、クルマへの熱い思いを書き綴っていた。現在も新車レビューの執筆を行っている。得意分野はEVや中古車のほか、『E』で始まるBMWなど。これまで運転した中で最高のクルマは、フォルクスワーゲンUp! GTI。 『鼻ぺちゃ』で間抜けなクルマだったが、家族の愛犬もそうだった。愛さずにはいられないだろう。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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