フォード・モンデオ1.0

小さなエコブースト・ユニットにうんざりさせられることはない。モンデオに組み合わさた際の仕事ぶりこそ、要チェック項目なのである。

■どんなクルマ?

フォードのラインナップの中で、最も全長が大きなモンデオ。組み合わせるエンジンは、フォードのラインナップ中最小の1.0ℓエコブースト3気筒ガソリンエンジンである。

乾燥重量1476kgのクルマに126psのエンジンと聞けば、確かに不安を感じるのも無理はない。燃費の公表値は19.6km/ℓ、CO2排出量は119g/km。

ちなみに1.5ℓの4気筒ガソリン・ユニットは160psを発揮し、CO2排出量は134g/kmとなる。

■どんな感じ?

フォードの他のモデルに搭載したうえでのエコブースト・エンジンには総じて高い評価を与えてきた。しかし、モンデオの乾燥重量でもうまくやってのけることができるのだろうか?

回転は驚くほどスムーズかつ静か。3気筒特有の継ぎ目の粗さはほとんどないと言っていい。6速マニュアル・ギアボックスを介して前輪を回し、その一つ一つの仕事が高揚感をもたらしてくれる。

高回転域のターボ・ラグは最小限。低回転域ではラグがより顕著になるが、1400rpmから最大トルクが湧きあがるおかげで、テスト中に力不足に悩まされることはなかった。

また、レブ・バンドの広さと聞き心地のいいエンジン音のおかげで、小排気量のディーゼル・ユニットが恋しくなることもない。

 
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