【BEVラインナップ絶賛拡充中】見た目も走りも『らしさ』溢れる!アウディQ6 eトロンの実力とは?

公開 : 2025.09.10 11:45

100kmの道のりもあっという間

走り出してからの印象も、いかにもアウディらしいものだった。

最新のアウディ製エンジン車が軽く弾むような乗り心地をもたらすのに対して、BEVのQ6 eトロンはしなやかななかにもドッシリとした感触が伝わってきて、極めて快適。高速道路での直進性も良好で、およそ100kmの道のりもあっという間のことのように感じられた。

走り出してからの印象も、いかにもアウディらしいもの。
走り出してからの印象も、いかにもアウディらしいもの。    平井大介

アウディらしいごく自然な印象という意味では動力性能も同じこと。アクセルペダルの踏み込み初期のレスポンスを敢えて過敏にしてBEV特有の急発進を容易にするような味付けにせず、あくまでもエンジン車に乗っているのと同じ感覚でスピードをコントロールできるように仕上げた点も慧眼といえる。

この辺は判断が分かれるところかもしれないが、エンジン車と極めて近い感覚でドライブできるQ6 eトロンを好ましいと思う向きもあれば、「BEVらしさが足りない」と不満に思う向きもあるだろう。

どちらが正解というつもりもないが、個人的には、BEVだからといって特別意識しなくて済むQ6 eトロンのほうが親しみやすく、安心感もより強い。そんな観点でBEV選びをしてみるのも一興だろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大谷達也

    Tatsuya Otani

    1961年生まれ。大学で工学を学んだのち、順調に電機メーカーの研究所に勤務するも、明確に説明できない理由により、某月刊自動車雑誌の編集部員へと転身。そこで20年を過ごした後、またもや明確に説明できない理由により退職し、フリーランスとなる。それから早10数年、いまも路頭に迷わずに済んでいるのは、慈悲深い関係者の皆さまの思し召しであると感謝の毎日を過ごしている。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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