スーパーワンやハイブリッド用プラットフォームなど、ホンダが次世代電動車技術を公開!【テーマは操る喜び】

公開 : 2025.11.07 07:45

スーパーワン・プロトタイプのダイナミクス技術

ジャパンモビリティショー2025で初公開された小型EV『スーパーワン・プロトタイプ』の量産モデルは、2026年より日本を皮切りに小型EVのニーズの高い英国やアジア各国での発売が予定されている。

このモデルはNシリーズとして進化してきた軽量なプラットフォームをベースに、ワイド・トレッド化された専用シャシーと拡幅されたフェンダーを備える。

量産モデルが2026年より発売予定の、ホンダ・スーパーワン・プロトタイプ。
量産モデルが2026年より発売予定の、ホンダ・スーパーワン・プロトタイプ。    ホンダ

EVの主要部品である薄型バッテリーを床下中央に配置することで、重量物の中心化と低重心化を図り、AセグメントのEV最軽量レベルの車両重量と、従来のガソリン車を上回る低重心を実現した。

これらの特性により、ドライバーの操作に対して俊敏に反応し、コーナリング時も安定した操舵の応答性を維持、意のままでありながら安心感あるハンドリング性能を提供する。

また、スーパーワンの量産モデルには、アクセル操作や車両挙動などから仮想のエンジン回転数やギアをリアルタイムで演算、駆動力やレスポンスを最適に制御しクルマとの一体感ある走りを実現する『仮想有段シフト制御』を採用する。

さらに専用の走行モードである『ブーストモード』をセレクトすると、パワーユニットの性能を最大限まで開放し、『仮想有段シフト制御』と『アクティブサウンドコントロールシステム』の連動により、有段変速機を備えたエンジン車のようなサウンドと鋭いシフトフィールが演出される。

この『仮想有段シフト制御』は加速時のキックダウンによるショックや、エンジン保護のフューエルカットの挙動まで仮想的に再現するなど、長年にわたるガソリン車開発で培った走行フィールをEVに融合させた。

こうした遊び心あふれる新技術の数々により、EVならではのスムーズでリニアな加速感と、ガソリン車のような走りの高揚感をあわせ持つ、『スーパーワン』独自の操る喜びを提供することを目指し、開発は進行している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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