中毒生むターボパワー 三菱ランサー・エボリューション VI(2) UK編も絶賛のホモロゲマシン

公開 : 2025.12.03 18:10

際立ってエキサイティングな量産車

これまで発売された量産車の中でも、際立ってエキサイティングな1台といえる、ランサー・エボリューション VI。交通量の少ないワインディングで真価を発揮できるだけでなく、動的能力の幅が極めて広く、市街地でも扱いやすい。

通常のランサーと同様に、大人4名と必要な荷物を問題なく運ぶこともできる。燃費も悪くない。それでいて、同年代のフェラーリを追い回すのもお手の物。最高に楽しい、ラリー・ホモロゲーションだといっていい。

三菱ランサー・エボリューション VI(1999〜2000年/英国仕様)
三菱ランサー・エボリューション VI(1999〜2000年/英国仕様)

◯:オンロードでもオフロードでも圧倒的に速い 抜群のスタイング ひたすら楽しい
△:特別感が薄いインテリア

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

三菱ランサー・エボリューション VIの前後関係

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