ルーフには夢とストライダー!ギア感満載『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』は市販化期待

公開 : 2026.01.14 11:45

市販化も想定しながら

もうひとつ、フロント周りのカスタマイズのポイントとして鈴木さんは、「フォージドカーボン調の水圧転写加飾を新規で開発しました。このパターンはカプコンのモンスターハンターワイルズとコラボレーションしたジムニーノマドのグリルにも採用しているので、今後をお楽しみにという感じです」と期待を持たせた。

そうなると、気になるのは市販化だ。鈴木さんによると、ある程度市販も想定したカスタマイズにしているという。

フォージドカーボン調の水圧転写加飾を新規で開発、採用している。
フォージドカーボン調の水圧転写加飾を新規で開発、採用している。    内田俊一

フロントパンパーとグリル、フードガーニッシュはこのクルマ専用でカスタマイズしたものだが、より実現可能な仕様にしているとのことなので、市場からの声によっては動きがありそうだ。ベージュ内装ではなくブラックで仕立て、イメージもかなり変わっている。

鈴木さんからも「少なくともこれで終わりというつもりはないです」と嬉しいコメントが出た。

また、スズキではエブリイバンで『Jリミテッド』という普段使いもできそうな趣味ベースの特別仕様車を販売し、商用車市場を開拓。今度はエブリイワゴンでもアクティブに使えそうなクルマとして、このカスタマイズカーを示し、認知度アップを狙っている。

キャリイでも特別仕様車をデビューさせ、人気を博しているスズキが手掛けるこのコンセプトモデル。商品化は十分にあり得そうに感じた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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