メルセデス・ベンツが国内純輸入車販売11連覇達成!ブレミアムブランド全体に及ぼす影響とは【自動車ニュースを読む】

公開 : 2026.01.14 17:05

プレミアムブランドの展望とメルセデス・ベンツへの期待

日本における主要プレミアムブランドの2025年販売台数は、メルセデス・ベンツ(5万855台)、レクサス(8万7418台)、BMW(3万5729台)、アウディ(2万3906台)となる。

レクサスの台数は多いものの、LBX(2万826台)やNX350H(2万249台)といった小型SUVが中心で、GクラスEクラスも販売の主力とするメルセデス・ベンツの存在感は大きい。

フラッグシップのSクラスやEクラスはセグメント別でも強い。写真はE300。
フラッグシップのSクラスやEクラスはセグメント別でも強い。写真はE300。    平井大介

メルセデス・ベンツの特徴として、競合ブランドに対してアッパーモデルほど強い傾向にあり、特にフラッグシップのSクラスやEクラスはセグメント別で強い。そのことがブランドのポジションを高め、プレミアムという相乗効果が全てのモデルへ波及している。

結果として、レクサスを筆頭に小型SUVの人気が高い現状では相対的にメルセデス・ベンツなどのブランドポジションは高まり、ビジネスにおいても売上や厚利少売か薄利多売といった戦略とブランドポジションは相関関係にある。

昨今はブランド戦略から注力するセグメントに傾向が強まる中、メルセデス・ベンツのGクラスやSクラス、Eクラスといったアッパーモデルの根強い人気は、プレミアムブランド全体の活性化に向けて期待が寄せられる現象と言えよう。

*販売台数はメルセデス・ベンツ日本、JAIA及びJADA発表による

記事に関わった人々

  • 執筆

    橋爪一仁

    Kazuhito Hashizume

    ジャーナリスト。自動車業界を経て現在はアビームコンサルティング(エグゼクティブ・フェロー)。企画業務を中心に自動車のブランド・オリジナリティ時代におけるCASE、DX×CX、セールス&マーケティング、広報、渉外、認証、R&D、工場管理、生産技術、製造等の幅広い領域を研究、アドバイザー業務を中心に活動中。特に自動車を経済と技術の側面から分析するのが専門。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

概要、本質、期待!自動車ニュースを読むの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事