【大発命=ダイハツメイ】ダイハツが大真面目に作った軽トラダンプ!昭和の温かさを令和の解釈で

公開 : 2026.01.16 11:45

アートトラックを作った意義とは

米山さんは、アートトラックに小学生の頃から興味があり、見かけたらパーキングで声をかけて質問したり、ショップを巡ってパーツを購入したりしていたという。このクルマを見てみんなが元気になってくれたら嬉しいのはもちろん、同時に、深刻な社会問題であるドライバー不足にも目を向けている。

「トラックを自分仕様に仕立てることで、仕事への誇りが生まれ、離職防止にもつながると考えました」

中津と池田にかけて『なかなか積める イケイケダイハツ車』。
中津と池田にかけて『なかなか積める イケイケダイハツ車』。    上野和秀

また、こういったクルマは目立つため、パーキングでトラックドライバー同士が情報交換をし、助け合うきっかけにもなる、コミュニケーションツールとしての役割も果たしているのだそう。

「仕事への誇りや、アナログな人と人とのつながりといった、今では少なくなった昭和の温かさを、令和ならではの解釈でダイハツらしく表現してみました」とコメントした。

ダイハツ・ブースでというよりも、会場全体を見渡してみても、最も目立っていた大発命。パッと見はぎょっとするかもしれないが、ジョークがちりばめられ、そこにニヤッとさせられるとともに、意外にも(失礼)真面目な意図があるあたり、ダイハツらしい生真面目さも感じた1台だった。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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