【絶対王者ホンダN-BOXから1位を奪取】新型ダイハツ・ムーヴはなぜ売れている?人気の秘密を探る
公開 : 2025.11.25 11:45
今年6月に新型が発売された軽ハイトワゴン、『ダイハツ・ムーヴ』の販売が好調です。10月には1万6015台を販売し、『ホンダNボックス』から軽自動車販売台数第1位を奪取しました。篠原政明が人気の秘密を探ります。
6月に満を持して新型を発表
今年6月5日に7代目となる新型が発売された軽ハイトワゴン、『ダイハツ・ムーヴ』。先代の6代目が生産を終了した2023年に発表予定だったが、ダイハツの一部車種で認証手続きの不正が発覚し、再発防止策の実施が済むまでフルモデルチェンジの発表が無期限延期されていた。
すると満を持しての発表が功を奏したか、発売開始から約1ヵ月で目標販売台数の5倍に当たる約3万台を受注。軽自動車協会のデータでは『ムーヴキャンバス』と合わせた台数となるが、10月には1万6015台を販売し、絶対王者だった『ホンダNボックス』から軽自動車販売台数第1位の座を奪取した。205年度上半期(4〜9月)でも6万513台を販売して、軽自動車販売台数ランキングでも第3位に入るなど、なかなか好調だ。

今年5月は(恐らくムーヴキャンバスのみの)5413台だったのが、ムーヴが発売された6月は1万2765台と倍以上の販売台数となったから、やはり新型ムーヴの人気は相当なもの。その人気の秘密を、実際の販売状況などから探ってみたい。なお、これから紹介するデータは今年6月の発売開始から10月末までのもので、ダイハツ広報室から提供されたものだ。
新車効果で上位グレード販売比率が高め
さて、発売開始から10月末までの新型ムーヴの販売台数は、約4万800台。月平均で8000台以上。月間販売台数の目標値は6000台だから、十分以上にクリアしている。ちなみに現在、新型ムーヴをオーダーしたとすると、仕様や在庫の状況などにもよるが、おおよそ1ヵ月程度で納車できるという。
人気グレードのトップ3は、
1位:RS
2位:G
3位:X
となっている(具体的な比率は非公開、以下同じ)。これはやはり新車効果で、どんな車種でもだいたい発売当初は上位グレードの比率が高くなる傾向にある。新型ムーヴも例に違わず、上位グレードから売れているようだ。

パワートレーンの比率では、ターボ車(RS)が2〜3割を占めているという。駆動方式の比率では、約8割が2WD(FF)となっている。軽自動車の場合、ジムニーやデリカミニといったクロスオーバーSUV的なモデル以外、ほとんどのクルマはFF車が8割ほどを占めているから、この比率は新型ムーヴでも変わらないようだ。
人気ボディカラーのトップ3は、
1位:シャイニングホワイトパール
2位:ブラックマイカメタリック
3位:クロムグレーメタリック
となっている。
やはり、CMなどにも登場して訴求色となっているシャイニングホワイトパールをはじめ、モノトーン系に人気が集まっているのは他のクルマと大きくは変わらない傾向だ。ダイハツでは、新開発のグレースブラウンクリスタルマイカを推しているが、トップ3に入るほどの人気は集めていない。
メーカーオプションでは、運転席/助手席シートヒーター+360度スーパーUV&IRカットガラスがセットになった『コンフォータブルパック』が一番人気。それ以外では、ディスプレイオーディオやナビ装着用パックなどが人気となっている。




































































































































