【大発命=ダイハツメイ】ダイハツが大真面目に作った軽トラダンプ!昭和の温かさを令和の解釈で
公開 : 2026.01.16 11:45
ダイハツは1月9~11日に開催された『東京オートサロン2026』に、『ダイハツ・ハイゼット・トラックPTOダンプ大発命(ダイハツメイ)』を出展しました。企画と開発を行った米山知良さんに内田俊一がインタビューします。
軽自動車の寸法でアートトラックの雰囲気を再現
ダイハツは、1月9~11日に幕張メッセで開催された『東京オートサロン2026(以下TAS)』において、ハイゼットトラックの特装車であるPTOダンプをベースにした『ダイハツ・ハイゼット・トラックPTOダンプ大発命(ダイハツメイ)』を出展した。
ベース車のPTOダンプには、『世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、お客様を元気にしたい』というダイハツの思いが込められており、今回の展示車には社会問題に対する回答も込められていた。

今回、企画と開発を行ったダイハツの米山知良さんは「アートトラックの雰囲気を再現しつつ、軽自動車の寸法をしっかり守って製作しています」とコメント。
外突部分も、ステンレスの角にモールを回すことでアールを付け、安全面にも配慮しているという。同時に、トラック好きから見ても納得できるバイザー、シートデッキキャリア、鱗ステンレスなどディテールやパーツにこだわった。
フロントバイザーには、ダイハツのスローガン、『お客様に寄り添い、暮らしを豊かに』と記され、真ん中のヘッドマークには、『大発“命”』と書いて『ダイハツメイ』と読む車名が光り輝く。
バンパー両サイドには『池田』と『中津』と書いてあるが、これはダイハツのある大阪の池田市と、このトラックを作っている大分の中津市をリスペクトしたもの。描かれている花は池田市の五月つつじと、中津市の菊がモチーフとされた。
さらにこだわりは、サイドバンパーにもおよぶ。大型トラックであればガソリンタンクを上手に避けながら前後に通すところだが、軽であるハイゼットはバッテリーが配され、そのままだとサイドバンパーを通すことができなかった。そこで別の位置にバッテリーを移動することで、これを実現。こうして、アートトラックの流儀に沿うように車側を加工して作っている。
各所にジョークをちりばめて
こだわりは荷台にもある。まずサイドのあおりには『DAIHATSU EMOISHI CHOOOU OMOROIDE(ダイハツエモいし超おもろいで)』と書かれ、その頭文字を繋げると『デコ(DECO)』になるジョークも。
荷台にも『なかなか積める イケイケダイハツ車』とあり、中津と池田がここでも掛け合わされていた。

この荷台は歴代ハイゼットが描かれた輪投げになっており、入ると点滅する仕掛け。ハイゼットの前身、ミゼットとそこに乗っている人が描かれており、10連テールランプのところにも何人もの人が描かれている。これはこのクルマの開発に携わった人たちで、ミゼットの助手席に座るのは米山さん本人だ。
内装も金華山のパターンで、歴代ハイゼット、中津市と池田市の花、そして池田市のマスコット、ウォンバットが入っている。シャンデリアとナイヤガラはより長く大きかったが、ロールーフで実現したいと上手に加工したことがポイントだ。














