3000台の廃車の中から見つけた希少なアメリカン・クラシックカー 40選(中編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2026.02.08 11:25

1966年式AMCマーリン

この特徴的なリアエンドは間違いなく1966年式AMCマーリンのものだ。1965年から1967年にかけて販売されたマーリンは、室内の広いファストバックとして売り出されていた。確かにマスタングやバラクーダよりは広々としており、一時は市場を独占していたが、やがて強豪ダッジ・チャージャーが登場した。

2004年式クライスラー・クロスファイアは、マーリンのデザイン要素を多く受け継いでいる。

1966年式AMCマーリン
1966年式AMCマーリン

1966年式オースチン・アメリカ

CTCオートランチには数台の英国車が保管されている。よく見かけるMG、ジャガートライアンフTRに加え、筆者はこの珍しいオースチン・アメリカを発見した。わずか995ドル(約15万円)という価格はお買い得と言えるだろう。

英国ではこの『ADO16』シリーズはバッジエンジニアリングが盛んに行われ、オースチン版とモーリス版が最も人気だったが、MG、ライリー、バンデン・プラ、ウーズレーからも販売された。12年間の生産期間(1962~1974年)の大半で、英国市場ではベストセラーだった。

1966年式オースチン・アメリカ
1966年式オースチン・アメリカ

1949年式パッカード

1949年式のパッカードだが、モデルは特定できていない。いずれにせよ珍しい車両であり、ぜひ修復して保存したいところである。1949年当時の米国の平均世帯年収は2950ドルで、平均的な乗用車の価格はその約半分だった。一方、パッカードは最も安価なモデルでも2360ドル、最上級のスーパーエイトに至っては4123ドルもした。それでも11万7000台が売れたのである。

(翻訳者注:この記事は「後編」へ続きます。)

1949年式パッカード
1949年式パッカード

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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