3000台の廃車の中から見つけた希少なアメリカン・クラシックカー 40選(中編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2026.02.08 11:25
1978年式ダッジ・ウォーロック
右側の車両は1956年式シボレーだが、もっと希少価値があるのは緑のピックアップトラックだ。CTCオートランチによれば、これは1978年式ダッジD100ウォーロックだ。ウォーロックは元々コンセプトカーで、1970年代後半にダッジが展開した「大人の玩具(adult toys)」シリーズの1つだったが、1977年から1979年にかけて実際に生産された。カスタムホイール、ワイドタイヤ、バケットシート、ステップサイドベッドが特徴だった。

1955年式スチュードベーカー・コマンダー
部品取り車に見えるかもしれないが、訪問時、このボロボロの1955年式スチュードベーカー・コマンダー2ドア・ハードトップはレストア用車両として販売されていた。非常に人気が高く魅力的なモデルだが、この個体はひどい状態であり、深刻な錆の問題を抱えている。果たして売れたのかどうか、もし売れたなら現在の姿はどうなっているのか、ぜひ知りたいものだ。

1957年式ビュイック・コンバーチブル
この1957年式ビュイック・スーパーシリーズ50コンバーチブルも、レストア用車両として出品されていることに驚いた。極めて希少(生産台数2000台強)であることは承知しているが、本当に修復できるのだろうか? 新車当時の価格は4000ドルだったが、CTCオートランチでは2500ドル(約38万円)で販売されていた。

1966年式マーキュリー・パークレーン
この1966年式マーキュリー・パークレーン4ドア・ハードトップのトランクには、オハイオ州のナンバープレートが収まっている。錆びがひどい理由は、オハイオ州出身だからかもしれない。ボディパネルの一部は完全に腐食して使い物にならないが、写真撮影時点では内装はまだ良好な状態だった。
車重1925kgのパークレーンは決して遅くはなく、マローダー428 V8エンジンを搭載し、0-97km/h加速は7.2秒、最高速度は205km/hに達した。

1955年カイザー・スペシャル
戦後間もない頃、クルマ不足にあえぐ一般消費者が四輪車なら何でも買い漁ったおかげで、カイザーは繁栄した。しかし、他の独立系自動車メーカーと同様、長期的にデトロイトのビッグスリーと競うだけの経営資源は持ち合わせていなかった。このスペシャルが出荷された1955年には、すでに運命は決まっていた。米国におけるカイザーの乗用車生産はその翌年に終了した。





















