UK編集部絶賛! 小さな個性派『スズキ・イグニス』 意外と悪路を走れるクロスオーバー【UK中古車ガイド】

公開 : 2026.02.16 18:05

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タムシン・マーフィー氏

「お手頃なセカンドカーを探していて、イグニスにしました。小さなボディと広い車内を気に入って。操縦性も良くて、運転は楽しいですよ。スマホとのミラーリングなど、現代に必要な機能も揃っています。しかも、燃費は18.0km/Lくらい」

スズキ・イグニス(2016〜2024年/英国仕様)
スズキ・イグニス(2016〜2024年/英国仕様)

「今までの出費は、リアタイヤの交換だけ。毎月費用はかかりますが、3年間のサービスプランに入っています。個性的で小さなSUVをお探しの人へ、理想的だと思います」

購入時に気をつけたいポイント

パワートレイン

1.2Lガソリンの「デュアルジェット 」エンジンは、信頼性が高いとはいえ、定期的なメンテナンスは不可欠。エンジンオイルの過度な消費には注意したい。

MTの場合は、1速やバックで異音が出る場合があり、クラッチケーブル周りの劣化が原因。ケーブルブラケットは、安価に交換できる。低い回転数で発進すると、クラッチが振動することがあるが、故障とはいえず回転数を高めれば問題ない。

ブレーキ

スズキ・イグニス(2016〜2024年/英国仕様)
スズキ・イグニス(2016〜2024年/英国仕様)

試乗時は、ブレーキを引きずっていないか確かめたい。塩害などで、キャリパーが固着している場合がある。

ボディ

四輪駆動の場合は特に、オフロード走行による傷がないか確かめたい。

電気系統

ソフトウエアの不調で、スマホとのミラーリングができなくなる場合がある。USBケーブルでスマホと再接続すると、解決することがある。バックカメラの故障にも注意。

知っておくべきこと

アイバッハが、オフロード用サスペンションを提供している。リフトアップでき、過酷な悪路にも対応できる。2018年には、英国で限定仕様のアドベンチャーが販売された。専用のボディキットやスキッドプレート、ステッカーなどで差別化されている。

英国ではいくら払うべき?

4500ポンド(約95万円)〜1万999ポンド(約230万円)

非ハイブリッドでフェイスリフト前のイグニスが、主に英国では売られている価格帯。9000ポンド(約168万円)前後から、マイルド・ハイブリッドも含まれてくる。

1万1000ポンド(約231万円)〜1万6999ポンド(約356万円)

フェイスリフト後のイグニスが中心の価格帯。登録から2〜3年程度の、走行距離が短いマイルド・ハイブリッドも見つかるはず。

1万7000ポンド(約357万円)以上

スズキ・イグニス 1.2デュアルジェットMHEV SZ5 オールグリップ(2021年式/英国仕様)
スズキ・イグニス 1.2デュアルジェットMHEV SZ5 オールグリップ(2021年式/英国仕様)

正規ディーラーで売られている、新古車のような例をお探しなら、この価格帯から。

英国で掘り出し物を発見

スズキ・イグニス 1.2デュアルジェットMHEV SZ5 オールグリップ(英国仕様) 登録:2021年 走行距離:5万3100km 価格:1万995ポンド(約230万円)

市街地からあぜ道まで対応する、四輪駆動のマイルド・ハイブリッド。走行距離は長すぎず、状態良好。フル装備の最上位グレードで、整備履歴も残り車検が付いている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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