際立つ個性で勝負 プジョー新CEOによるブランド強化計画(後編) 目指すはアッパーメインストリーム

公開 : 2026.02.02 11:45

モータースポーツへの参戦は継続

プジョーは本国で開催されるル・マン24時間レースにおいて長い歴史を持ち、1992年、1993年、2009年には見事な勝利を収めた。しかし、2022年に世界耐久選手権(WEC)に復帰して以来、かつてほどの活躍は見せていない。

ル・マンに投入しているハイパーカー『9X8』のパフォーマンスに「満足しているとは言えない」とファヴェ氏は認める。「サーキット上で最も競争力のあるマシンではないことは承知しています」

ル・マン24時間などの耐久レースに投入している『9X8』
ル・マン24時間などの耐久レースに投入している『9X8』

実際、4シーズンで表彰台獲得はわずか4回にとどまる。しかし、2027年に投入予定の大幅改良版『9X8エボ』には大きな期待を寄せており、歴史あるメーカーとしてル・マンでの勝利を追い続けることが重要だという。

「次回のル・マンは、プジョーの初参戦から100周年となります。わたし達はそれを誇りに思っています」とファヴェ氏は語る。新規参入は後を絶たないが、プジョーは「そのような歴史を持つ唯一のブランド」だという。

この100周年記念レースは「逃すわけにはいかない」とファヴェ氏は力を込める。特別なカラーリングや記念行事の計画が進む中、待望のe-208 GTiの販売開始も予定されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

プジョー新CEOによるブランド強化計画の前後関係

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