世界で最も長く生産されたクルマ 34選(後編) メルセデスGクラスからビートルまで あのクルマは今も現役
公開 : 2026.01.20 17:25
多くのモデルが数年単位で世代交代していく中、ほぼ変わらず30年以上にわたって生産され続ける「ご長寿」モデルもあります。今回は単一世代で長く存続した34台をランキング形式でご紹介します。最長はやはり、あのクルマ。
もくじ
ーメルセデス・ベンツGクラス(1979~2017年) - 38年間
ープジョー504(1968~2006年)- 38年間
ーヒルマン・ハンター(1966~2005年) - 39年間
ープジョー405(1987年~現在)- 39年、更新中
ーミニ(1959~2000年)- 41年間
ーシトロエン2CV(1948~1990年) - 42年間
ートヨタ・ランドクルーザー70シリーズ(1984年~現在)- 42年、更新中
ーヴァース2121/ラーダ・ニーヴァ/ラーダ4x4(1977年~現在) - 48年、更新中
ーヒンドゥスタン・アンバサダー(1958~2007年)- 49年間
ーモーガン4/4(1955~2019年)- 64年間
ーフォルクスワーゲン・タイプ2(1949~2013年) - 64年間
ーフォルクスワーゲン・ビートル(1938~2003年)- 65年間
メルセデス・ベンツGクラス(1979~2017年) – 38年間
メルセデス・ベンツGクラスは多くの国境と社会階級を超え、戦場からビバリーヒルズへと舞台を移し、自動車版アメリカン・ドリームを実現した。原始的なオフローダーからメルセデスの高級モデルへ進化し、ラグジュアリー、性能、そして臆面もない贅沢の代名詞となった。
このGクラスは2017年にようやく生産を終えた。現行世代のGクラスは、外観こそ大きく変わっていないものの、まったく新しいプラットフォームとハイテク装備を多数備えている。

プジョー504(1968~2006年)- 38年間
プジョー504は1969年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、新興市場では耐久性の高さが評価されて大ヒット。アフリカの一部地域では「道路の王者」としても知られるようになった。アルゼンチンや中国といった国々でも生産され、ナイジェリア仕様の改良型の生産は2006年に終了した。
イランの元大統領マフムード・アフマディーネジャードは2010年、自身の所有する1977年式504を競売にかけた。落札価格は250万ドルに達し、史上最も高価なプジョー車の1つとなった。売却益は低所得者向け住宅建設に充てられたと伝えられている。

ヒルマン・ハンター(1966~2005年) – 39年間
1966年に英国のルーツ・グループが投入したハンターは、国内ベストセラー車の1つとなったが、現在ではほとんど忘れられている。発売から間もなく、イランの国営自動車メーカーがノックダウン生産した。
こうして誕生したクルマはペイカン(写真)と名付けられ、タクシーや警察車両として広く普及し、イランの国産車として親しまれるようになった。経営破綻したルーツ・グループの資産をプジョーが買収した後、1985年に現地でのフル生産が始まった。搭載されたのはプジョー504のエンジンだ。時代遅れも甚だしいが、やがて近代的なプジョー405をベースにしたサマンドというモデルに置き換えられた。

プジョー405(1987年~現在)- 39年、更新中
プジョー405は平均的な欧州市民よりも広い世界を経験してきた。フランスで慎ましく誕生し、ピニンファリーナ設計でカー・オブ・ザ・イヤーも受賞。大西洋を渡り米国市場攻略に挑んだが失敗に終わった。米国で新車販売された最後のプジョーとなった。
イランでは幸運に恵まれ、現在も名前を変えて生産が続いている。興味深いことに、プジョーは一時期、ヒルマン・アベンジャー由来の4気筒エンジンを搭載した後輪駆動の405『ロア』というモデルを販売していた。

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