秘密の保管庫に眠る欧州フォードの秘宝(前編) マニアックなラリーカーに1台限りのプロトタイプも
公開 : 2026.02.07 11:25
フォード・エスコートRSコスワース・ラリー(1993~1996年)
四輪駆動のエスコート・コスワースはフォードを代表する名車の1つだ。当時は平凡さの代名詞だったエスコートを、圧倒的な高性能車へと変貌させたのだ。ただ外観や名称とは裏腹に、その中身はエスコートではなく、シエラ・コスワースのシャシーとメカニズムを採用している。
標準仕様では2.0Lターボエンジンから227psを発生するが、ラリー仕様では314psに強化され、0-97km/h加速はわずか3秒とされた。1997年にはグループAラリーカーでユハ・カンクネンが操縦している。

フォード・フィエスタSTラリー(2006年)
5代目フィエスタをベースにした、興味深いラリーカーだ。ご覧のようにAUTOCARがスポンサーとなり、ジュニア世界ラリー選手権に参戦した車両である。150psという控えめな出力は大したことないように思えるかもしれないが、この前輪駆動車を猛スピードで走らせるのは楽しかったに違いない。車重は1137kgで、2006年から2010年までラリーに参戦した。

フォード・グラナダMk2 2.8iSギア(1977年)
この2代目グラナダの初期型は特別なモデルで、2.8LのケルンV6エンジンを搭載し、160psを発揮した。グラナダで初めて燃料噴射装置を搭載し、さらに専用設計の「メトリックTRX」アルミホイールを装備している。
ホイールサイズは特殊で、高出力エンジン用に設計された特別なミシュランTRXタイヤしか装着できなかった。

(翻訳者注:この記事は「後編へ続きます。」)


















































