世界屈指の施設 フォルクスワーゲン博物館の見どころ(前編) ポルシェ911からボルクヴァルトまで
公開 : 2026.01.03 11:05
ドイツ・ヴォルフスブルクにはフォルクスワーゲンの巨大な自動車博物館『アウトシュタット』があります。世界有数のミュージアムで、数多くの名車を展示しています。本特集ではその見どころを厳選して紹介します。
もくじ
ー自動車の歴史が詰まったテーマパーク
ーアウトシュタット
ーポルシェ911
ーベンツ・ヴェロ・コンバーチブル
ーメッサーシュミット/FMR KR200
ーフォルクスワーゲン・タイプ2トランスポーター(1950年)
ーフォルクスワーゲン・ビートル(2003年)
ーフォルクスワーゲン・ビートル(1938年)
ーフォルクスワーゲン411 LE(1970年)
ーフォルクスワーゲン1500(1961年)
ーフォーミュラ・スーパーVee
ーフォルクスワーゲン・シロッコ・グループ2
ーフォード・モデルT(T型)
ーボルクヴァルト・イザベラ(1955年)
自動車の歴史が詰まったテーマパーク
ドイツ・ヴォルフスブルクのフォルクスワーゲン工場のすぐそばに位置する『アウトシュタット(Autostadt)』は、自動車に特化したテーマパークである。
70エーカーの敷地には、フォルクスワーゲン・グループの各ブランド専用のパビリオンが点在し、自動車の歴史・文化・影響力を学べる展示が充実している。実際に試乗できる体験イベントも豊富だ。フォルクスワーゲンとは無関係の車両も多数展示されており、実に多彩なコレクションとなっている。

アウトシュタット
アウトシュタットは2000年5月にオープンし、グループフォーラム入口(写真)、各ブランド専用の7つのパビリオン、自動車デザインに特化した博物館『ツァイトハウス(Zeithaus)』など、数多くのアトラクションを備えている。年間約200万人が訪れる。

ポルシェ911
アウトシュタットの敷地内には、風雨から保護するためガラスケースに収められたポルシェ911をはじめ、いくつものクラシックカーが置かれている。

ベンツ・ヴェロ・コンバーチブル
ツァイトハウスは自動車のデザインと進化について紹介する施設であり、フォルクスワーゲンだけでなく他のメーカーも扱っている。この1899年製ベンツ・ヴェロ・コンバーチブルはカール・ベンツ氏(1844-1929)の先駆的な設計を称えるものだ。

メッサーシュミット/FMR KR200
この3輪バブルカーは、メッサーシュミット社が航空機製造を禁止されていた1955年に登場した。同社が再び航空機開発を許可されると、設計の権利はFMR社に売却され、1964年まで生産が続けられた。

フォルクスワーゲン・タイプ2トランスポーター(1950年)
タイプ2(工場での名称。ビートルはタイプ1)は形態によりトランスポーター、コンビ、マイクロバスなどさまざまな名称で呼ばれるが、キャンパーバンとしてもよく知られている。
名称に関わらず、1950年に初登場したこのモデルは不朽の名作であり、最近発売された『ID.バズ』はこのデザインを踏襲している。写真のトランスポーター仕様車は、1902年に登場したドイツの炭酸飲料「シナルコ」の宣伝車両だった。シナルコは現在もドイツ国内で人気のブランドの1つだ。ちなみに、シナルコ(Sinalco)という名称はラテン語の「sine alcholoe(アルコールなし)」を縮めた造語である。


























