成功を導いたベビー・フェラーリたち(1) 金字塔的ミドシップ『ディーノ246 GTS』 V6開発の中心にアルフレード
公開 : 2026.03.28 17:45
既存の上級グランドツアラーを凌駕する仕上り
その間に、オールアルミ製のV6ディーノ・ユニットも進化。排気量は1987ccで、吸排気系の改良とトリプル・ウェーバーキャブレターによって、180psの最高出力が引き出された。最新の点火システムを獲得し、扱いやすさも大幅に高められた。
アルミ製のボディを生産したのは、モデナのカロッツエリア、スカリエッティ社。極めて軽く低いミドシップ・フェラーリは、従来のファンにも大きな衝撃を与えた。

サスペンションは、前後ともダブルウィッシュボーンで、ダンパーはコニ社製。アンチロールバーも備わった。ブレーキはディスクで、ラック&ピニオンのステアリングはフェラーリ初採用。既存の上級グランドツアラーを、凌駕する能力を秘めていた。
最高速度は高くなく、エナメルのエンブレムにはDinoと記されていた。それでも、ブランドの未来を切り開く存在になった。1969年に、排気量が2418ccへ拡大された246 GTが登場するまで、206 GTは152台しかラインオフしていないが。
この続きは、成功を導いたベビー(2)にて。
画像 成功を導いたベビー ディーノ246 GTSとフェラーリF355 GTS 206 GTと308 GTSも 全124枚






























































































































