スズキ・ジムニー・ノマド競合 ルノー新型SUV『ブリッジャー』コンセプト初公開 インドなど新興市場で来年発売予定

公開 : 2026.03.13 07:45

ルノーは新しいコンパクトSUV『ブリッジャー』のコンセプトを公開しました。スズキ・ジムニー・ノマドに近いサイズ感で、箱形の堅牢なデザインが特徴。ハイブリッドやBEVなど各種パワートレインを展開します。

ジムニーのライバル? ハイブリッドやEVも展開

ルノーは、新型のコンパクトSUV『ブリッジャー(Bridger』のコンセプトモデルを公開した。量産モデルは来年、新興市場向けに発売予定だ。

ブリッジャーは実用重視の箱型デザインが特徴で、後部にスペアタイヤを装着している。全長4m未満、最低地上高200mmと、サイズ感としてはスズキ・ジムニー・ノマドと同等だ。

ブリッジャー・コンセプト
ブリッジャー・コンセプト    ルノー

小型車ながら室内は広々としている。荷室容量は400L、後部座席のレッグルームは200mmを確保。ルノーによれば、同サイズの他車を上回る広さだという。

ブリッジャーはインドで設計・開発され、ルノーのチェンナイ工場で生産される見込みだ。同工場ではやや大型のルノー・ダスターも生産されている。この2車種は、欧州市場以外での販売拡大を目指す総額22億ポンド(約4680億円)規模の事業戦略の一環である。

ブリッジャーの量産モデルは2027年末までに発売される予定で、まずインド市場に投入後、アフリカや中東などのグローバル市場へ輸出される。ニーズや認証プロセスが大きく異なる欧州市場では、投入の可能性は低いと見られる。

市場環境に応じて、純ガソリン、ハイブリッド、EVの各種パワートレインが用意されている。

インドの情報筋によれば、エントリーモデルは新開発の1.2Lガソリンエンジンを搭載し、EVモデルは35kWhと55kWhのバッテリーが用意される。最高出力160psのフルハイブリッドも追加される見込みだ。

車名について、ルノーのネーミング戦略責任者シルビア・ドス・サントス氏は、「ルノー・ブリッジャーは英語由来の命名体系です。力強さとタフさ、そして多用途性を示す名称であり、グローバル展開の新たな1ページを開くものとなります」と説明している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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