ロールス・ロイスが新たな『コーチビルド・コレクション』発表 オーダーメイドの超高級EV、まもなく登場

公開 : 2026.03.25 07:25

ロールス・ロイスは特注の限定生産車シリーズを拡大し、新たに『コーチビルド・コレクション』を立ち上げました。4月には新たにEVモデルが発表される予定で、シリーズ初の完全電動車となります。

限定車シリーズ初の完全電動モデル

ロールス・ロイスは、限定生産モデルの新たなシリーズとして『コーチビルド・コレクション(Coachbuild Collection)』を発表した。

コーチビルド・コレクションは、従来のビスポーク(オーダーメイド)プログラムを大幅に拡大したものとなる。

新モデルの詳細は2026年4月に発表される予定だ。
新モデルの詳細は2026年4月に発表される予定だ。

ブランドに「深い愛着」を持つ顧客は、世界各所に設けられた「プライベート・オフィス」(車両の仕様決定のために用意された空間)に招待され、自身の希望に沿った限定生産車について話し合うことができる。

ロールス・ロイスのクリス・ブラウンリッジCEOは、「お客様が望んでいたのは、ロールス・ロイスが想像力とコーチビルドの自由を活かして創り出す作品を目にするだけでなく、その制作過程のすべてを間近で体験することでした」と述べている。

好評を博してきた限定生産モデル

これまでのロールス・ロイスの限定生産モデルは好評を博してきた。

その先駆けとなったのは2017年に発表された、『ファントム』をベースとする『スウェプテイル』だ。当時のトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは「おそらく史上最も高価な新車」と評していた。

これに続き、2021年に公開されたオープントップの『ボートテイル』の価格は、約2000万ポンド(約40億円)と推定されている。ヨットや1932年の同名モデルから着想を得ており、木製パネルやリアデッキから飛び出すパラソルが特徴だ。生産されたのはわずか3台のみ。

その2年後には『ドロップテイル』が登場した。ボートテイルよりもさらに高価とされ、「チョップトップ」のホットロッドからインスピレーションを得たスポーティなスタイルが特徴だ。

次に発表予定のコーチビルド車は、同シリーズでは初めて電動パワートレインを搭載する予定だ。これまでの3台はすべて、ロールス・ロイスの象徴である6.75L V12ガソリンエンジンを搭載していた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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