ドレスアップアイテムとしても ルーフキャリアの多彩なラインナップ【浜先秀彰の絶対的カーグッズ!第19回】

公開 : 2026.04.01 12:05

AUTOCAR JAPANのカーグッズ情報を担当する浜先秀彰が、商品選びのコツや業界の気になる話を月イチで紹介。今回はレジャーシーンで大活躍してくれるルーフキャリアについて、基礎から解説します。

ルーフ上を第二のラゲッジスペースとして活用

キャンプやアウトドアスポーツを楽しんでいるという人の悩みのひとつが『荷物積載スペースの不足』ではないでしょうか? ちょっとした買い物や一泊程度の荷物ならば十分なラゲッジスペースでも、遊びの道具まで余裕を持って入れるのは難しいというケースは少なくないと思います。また、スキー板やスノーボード、自転車など大きなものは、トヨタ・ハイエースや日産キャラバンといったワンボックス車でなければ積載は困難です。

そこでぜひ活用したいのが、ルーフ上のスペースを第二のラゲッジスペースとして使えるようになるルーフキャリアです。

無骨なデザインとスリム&ロング形状で人気の『イノー・ルーフギアケース715』。
無骨なデザインとスリム&ロング形状で人気の『イノー・ルーフギアケース715』。    カーメイト

今回はルーフキャリアに興味はあるけれど難しそうでよくわからない、という方の参考になるお話をしたいと思います。

装着車に適合するパーツを組み合わせる

まず、ルーフ上に荷物を載せるために必要なのは『ベースキャリア』です。その名の通り土台となるもので、これに積載したいものに対応したさまざまな『アタッチメント』を組み合わせることになります。現在主流となっているこのような形式のものは『システムキャリア』と呼ばれています。

ベースキャリアはバー、ステー、フックの3つのパーツから構成されており、これらは車種に合わせて適合する形状やサイズを選択します。ただし、ワゴンやSUVなどルーフレールが備わっている場合にはフックが不要な場合も多いです。

車種別の適合については各メーカーが独自の調査に基づいて情報を出しています。カーメイトが展開する『INNO(イノー)』は、簡単に適合検索ができ、国産車だけでなく輸入車にも幅広く対応。さらに現行車種だけでなく数十年前の車種まで確認ができます。

ちなみに、ベースキャリアの取り付けはオーナー自身でDIY作業が可能で、説明書をよく読めばだれでも行えます。特別な工具も不要です。

載せたいものに合わせてアタッチメントを選択

さて、ベースキャリアを車両に装着したら、載せたいモノに合わせたアタッチメントを選びます。ベースキャリアとアタッチメントは専用クランプ(金具)などを使って簡単、確実な取り付けが可能です。

アタッチメントにはさまざまなものがありますが、ここでは一例としてイノーのラインナップを紹介しましょう。

スキー&スノーボード用アタッチメント『イノーINA951』。スキー板6セットまたはスノーボード4枚を積載できる。
スキー&スノーボード用アタッチメント『イノーINA951』。スキー板6セットまたはスノーボード4枚を積載できる。    カーメイト

もっともポピュラーなのは『スキー&スノーボード用』です。スキー板のように長尺となれば、ほとんどのクルマでは車内に置くのは困難ですし、スノーボードにしてもかなりのスペースを必要とします。使用後であれば雪が付着していて溶けたら車内は水びたし、ということもありますから、ルーフ上に載せるのが最適と言えます。

スキー&スノーボード用アタッチメントは上下から挟み込むようにして積載ができるもので、デュアルタイプではスキー板6セットまたはスノーボード4枚までに対応しています。しかも積載物とアタッチメントの盗難を防げる鍵も付けられていて、ホテルなどに一泊する場合も安心です。

それから、自転車も大きなクルマでなければ中に載せられませんが、『サイクルアタッチメント』を使えばコンパクトカーであっても運ぶことができます。イノーにはニーズに合わせて選べるラインナップが揃っており、フレームやホイールではなくタイヤをホールドして、傷付けず手軽な積載ができる最新スタイルのモデルも用意されています。

キャンプなどで便利に使えるのが、箱物を載せやすい『ルーフラック』や『ルーフデッキ』です。トランクや樹脂製ボックスなどを載せてロープやネットで固定するだけなので汎用性が高く、使い勝手が非常に良いです。

イノーでは新たに樹脂製の『ルーフボード』もリリースしましたが、軽量なので使わないときには簡単に取り外すことができ、二分割構造のため他のアタッチメントと併用することも可能になっています。

ほかにも『サーフボード用』や『カヤック/カヌー用』、『ボート用』といったウォータースポーツ用のアタッチメントなども揃っています。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

浜先秀彰の絶対的カーグッズ!の前後関係

前後関係をもっとみる

おすすめ記事