EVという意識ではなく、狙うは相棒感のあるキャラクター 『ホンダN-ONE e:』内外装デザイナーに聞く
公開 : 2026.04.27 12:05
すっきりとした視界を意識したインテリア
インテリアについては、担当の森下秀一さんに聞いた。
「大事にしたのはすっきりとした視界です。そこで、ボンネットからインパネの上部にかけて面のよう見せることで表現しています」

軽自動車なので、空間が限られてしまう。通常は横基調で、インパネはドアの端まで一直線につなげ、そこに角を持たせてドアに繋がるようにしがち。そうすることで実寸が確保できるからだ。
しかしN-ONE e:は、その角を丸くしてインパネからドアパネルへの連続性を持たせるようにした。
「丸めるのは寸法を取る手法で敬遠されがちなんですが、あえてそこをつないだ方が視覚的には広く見えるんです。軽自動車はどうしても分厚くてやぼったい印象が出がちですが、ラウンドした四隅を感じさせない空間に薄いインパネを配することで、軽快さなどにもつなげています」
使い方を意識せず気軽に置ける
同時に使い勝手にもこだわりが見える。インパネは、使い方を意識せず気軽に置けるワイドなトレイを設置し、体の左右にはロングコンソールとロングポケットを用意。トートバッグや長財布なども置けるようになっている。
また、ユーティリティのあるところにはコントラストを付けることで、何を入れているかが瞬時にわかるように配慮。操作系に関してはスイッチ類を左手の届く範囲に集中的に配置することで、気軽に運転ができるようなレイアウトしいる。
N-ONE e:のすっきりとした内外装は、外連味なく見事にまとめられている。エクステリアはドアのみN-ONEと共通ながら見事に違和感なく仕上げられているし、インテリアはMM思想を見事に取り入れた。
軽自動車だからとあきらめを感じさせない内外装デザインは、秀逸といえるだろう。












