アウディ新型高級SUV『Q9』年内発表へ 快適重視フラッグシップモデル 生産終了の『A8』後継に

公開 : 2026.03.19 17:25

アウディは新型SUV『Q9』を開発中で、今年後半に投入する予定です。生産終了したセダン『A8』に代わり、アウディのフラッグシップモデルとなります。後部座席の快適性を重視し、V8エンジンも用意される見込みです。

史上最大モデル V8なども搭載か

アウディが開発中の新型SUV『Q9』は、フラッグシップの高級SUVとして今年後半に登場する予定だ。

新型Q9に関しては、すでにプロトタイプによるテスト走行が目撃されていたが、アウディの記者会見で正式に明らかにされた。同社にとってこれまでで最大かつ最も豪華なモデルとなる。

新型Q9は、従来のQ7(画像)よりも上位のモデルとなる。
新型Q9は、従来のQ7(画像)よりも上位のモデルとなる。

アウディのSUVラインナップにおいて『Q7』の上位に位置し、7人乗り、あるいは独立型後部座席を備えた6人乗りレイアウトが用意される。

Q9が後部座席の快適性に重点を置いているのは、生産終了したばかりの『A8』に代わり、エグゼクティブ向けの高級車としての役割を担うためだ。主に米国、中国、中東市場をターゲットとしているが、欧州でも販売される予定だ。

同社CEOのゲルノート・デルナー氏は、「アウディQ9は、アウディのラインナップにおける新たなフラッグシップとなります。米国市場にとって特に重要なモデルです」と述べた。

Q9の技術的な詳細をまだほとんど明らかにされていないが、テスト車両からは、大きなボンネットと、アウディの「シングルフレーム」グリルの新バージョンが採用されることが確認できる。

フォルクスワーゲン・グループのプレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)のロング版をベースとしているとみられ、スポーツ仕様の『SQ9』向けのツインターボ4.0L V8ガソリンエンジンなど、さまざまなパワートレインが用意される見込みだ。

また、Q9は兄弟ブランドのポルシェが開発中のフラッグシップSUV(コードネーム:K1)のベースにもなる。K1は2028年に英国で発売される予定で、スロバキアのブラチスラバにある工場で生産される見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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